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『 』の中の[ 、]と[ 。]は?

文章の中で会話を『 』で括りますが、その中で、 (1)[ 、]があっても[ 。]が無い場合と、 (2)どちらも無い場合と、 (3)どちらも有る場合がありますよね? どれが最も正しいのか? 正しいとか間違いとかいう問題ではないのか? お教え願いたいのです。 小説も幾らか調べてみたのですが、 作家によって使い方が違うようです。 いつの頃から誰がこの『 』を使い始めたのかも解りません。 因みに、私は三十有余年間、 言葉や文章をしたためる仕事をして来たものの、 何気なく(3)を使って来ましたが、 (1)は中途半端で有り得ないと思うのと、 (2)の場合は短いワンセンテンスでしか使えないから という理由だけで、この先も文をしたためて行く上で、 何らかの根拠が欲しいのです。

みんなの回答

回答No.4

   松・司・梅    この問題は、個々の是非を論じはじめるとキリがないのです。  ひとつの方便として、もっとも多く読まれている文庫本の編集ルール を踏襲することをおすすめします。    新潮文庫では、巻末に“文字づかいについて”を明示しています。  kanjin0528 さんが共感する作家や編集者を一人選んでもいいのです。  わたしは、下記の三書に(原則として)もとづいています。    引用法:松本 清張《昭和史発掘(13)19780725-19790125 文春文庫》  会話文:司馬 遼太郎《項羽と劉邦(3)19840925 新潮文庫》  送仮名:梅棹 忠夫《知的生産の技術 196907‥ 岩波新書》  

kanjin0528
質問者

お礼

なるほど... 自分の使い方の拠り所を一つ持つようにすれば、筆も進みますねえ。 ありがとうございました。 ※文頭の「松・司・梅」は諺なのか?と思ったら、  No.4さんのルールだったんですねえ!なるほど...    

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回答No.3

#1です。 どうやら私はピント外れの回答をしていたようです。 質問者の方は、「 」ではなく『 』(フタエカギ)の特殊性をお尋ねのように思うのですが、いかがでしょうか。読解力がないもので、ご質問の趣旨がつかめませんでした。 ただ、『 』は前にお示しした資料(URL)では、単なる「 」の代わり、あるいは「 」の中で更に引用を示す場合に用いるとしています。句読点の付け方は「 」の場合と同じでしょう。 なお、同資料では「横書きの場合」にも触れていて、「.(ピリオド)」は使わず「。」を使うが、「、」は使わず代わりに「,(コンマ)」を使うなどと書いています。

kanjin0528
質問者

お礼

はい、『 』(フタエカギ)のことでしたが、 先のお教えで理解できました。 ありがとうございました。 ※おかげで、フタエカギという呼称も知ることができました。

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  • ANASTASIAK
  • ベストアンサー率19% (658/3306)
回答No.2

私の場合、自分の書く文章の中で 「URL以外は入力しないでください。」のように書いたことは 一度もありません(実際いま例にしてかくのも不愉快です)。 「URL以外は入力しないでください」のように書きます。 また、そういう教育も受けてきました。これまでも通例だった でしょう。 「~~。」の書き方を目にすると非常に嫌な気分になります。 最近では、法令文書などの()でも (URL以外は入力しないでください。)のように書かれるので 非常に違和感があり、不愉快です。

kanjin0528
質問者

お礼

そうなんですよね。 『~。』のように[。]だけ付けるのは変ですよね。 [。]を付けなくても何ら困らないし、 表現のニュアンスが変わるわけでもないし...。 ただ、その不愉快さは、私の場合は、 [、]だけ付けて[。]を付けない方がもっとあります。 ではいっそ両方付けないで...とは思っても、 一人の人が一言喋る会話文でも、 [、]を打たなくて良い短文ではない方がむしろ多いので、 答えが出せないまま今日まで来てしまいました。

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回答No.1

引用を示す「 」『 』内の句読点についてですね。 文末以外、つまり」』の直前以外の場合には、もちろん使います。 問題は「~。」といった形でしょう。「~、」というように読点で引用を終えるということは、日本語にはありえないと思いますが(文法的に考えて)、いかがでしょう。 閑話休題。 この手の問題についての、唯一の指針になっているのが、「くぎり符号の使ひ方」(昭和21年 文部省作成資料)です。たいへん古いものですが、公用文、学校教育ではいまだに参考とされています。(以下、上記資料原文は旧仮名遣いですが、引用は現代仮名遣いで書きます。) そこでは、 >>「 」の中でも文の終止にはうつ。例「どちらへ。」「上野まで。」 とあり、ただし、 >>引用語にはうたない。例 これが有名な「月光の曲」です。 >>引用語の内容が文の形式をなしていても簡単なものにはうたない。  例 「気をつけ」の姿勢でジーッと注目する。 ただ、これを逆に言うと、「文の形式をなしていて」「簡単」でないものはうつ、ということになります。 例 「弟が修飾のために田舎から東京へ出たのはもう二十年も前のことさ。」と男はつぶやいた。 以下、下記URLに説明があるので、ご覧ください。 よって、私が携わっている学校教材などでは、「~。」という表記法が普通に見られます。正確に調べたわけではありませんが、私の経験では、国語の教科書(小中学校)の場合、「文の形式をなしてい」る場合は長短関係なく句点をつけているようです。 ただ、ほかの「正書法」に関する資料同様、上記の「くぎり符号の使ひ方」も、「文の論理的なすじみちを乱さない範囲内で自由に加減し」と許容の幅を設けています。加えて同資料は、「現代仮名遣い」「送り仮名の付け方」のような「内閣告示」、あるいは「敬語の指針」のような「答申」といったものよりは拘束力が落ちるために、放送、新聞でも、それほど厳格には遵守されてきていません。 その結果、作家による”作品・制作物”は言うに及ばず、雑誌類においても全く恣意的な表記法がとられていますが、大勢は、「 」の最後に句点は打たないということで決しているように思います。 準公的な雑誌である「新『ことば』シリーズ17 言葉の『正しさ』とは何か」(国立国語研究所)でも、実際の小説や、新聞のコラム(天声人語の▼マーク)の例を引いて、「 」内を句点で終える必要は必ずしもないとの見解を持っているようです(はっきり明記してはいませんが)。

参考URL:
http://www.bunka.go.jp/kokugo/frame.asp?tm=20070223150128
kanjin0528
質問者

お礼

懇切丁寧なお教え、ありがとうございました。 参考資料URLも開いてみましたが、国語審議委員の方々も 明解な答えを導けなかった様子が伺えますね。 私も『 』内で読点を打っておきながら句点を打たないのは、 なんだかこそばゆいし、釈然としません。 考えてみれば、日本語表記に仮名が生まれた頃の文章には 昔は句点も読点も無かったのですから、 近代文学の生誕以来の産物なのでしょうし、 もとはと言えば作家諸氏が自身が表現しやすいように使い始めたのかも? これからはあまり気にしないで書いて行こうと思います。 「行く」と言えば、「ゆく」か「いく」かも明解な答えが出ないままですねえ(笑)

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