- 締切済み
小説の会話文
携帯で小説を書いているのですが、会話文が上手くいきません。 学生の女の子を主人公にしていて、明るくて少し抜けている性格で設定しています。 小説の会話文を一部抜粋してみますと、 「いってきまーす!!」 「うん、よろしくねー!」 「行く行くー!」 こんな感じで、全ての会話文がごてごてしています。 さらにここに冗談を交えてみたりした時にはさらにしつこいような文になってしまいます。 かと言って、 「いってきます」 「うん、よろしく」 「行きたい」 このような形にしてしまうと、何か面白味がなくて性格に沿いません。 文章で性格を表すのには、無理があるのでしょうか? 何か解決策があるのであれば、是非教えて頂けると助かります。 参考サイトなどもあったら紹介してもらえると嬉しいです。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- 31192525
- ベストアンサー率19% (705/3542)
あたしはあったまに来てる。なんであんなに怒られなくちゃいけないの!あのバカ・グレランにぃ。負けず劣らずあたしもバカなんだけどさ。字はここに来てからアルと一緒に覚えたから、二人とも癖のないきれいな字を書くんだけど、書くのがのろいとか、なんで言われなきゃなんないのよ! バカ・グレランが早口だからついていけないだけだってぇの。羊皮紙は高いんだから書き損じるな、っていっつも吠えてるのもバカ・グレランじゃないの!バーカ。そんなだからレイフにもあんなことするのよ。あたしはあのちびは嫌いだけど、あのときメゾンに戻ってきた姿を見たらかわいそうになった。ってグチを今ヴィルジニー・マルソーにぶちまけている。 ガルディアンでも先輩で、メゾンでも姉弟子。マルソー姉さんだ。そう呼ぶと嫌がるから、ヴィルジニーって呼んでる。年は一つ違いだからね。だけどついつい甘えてしまう。 「で?エレーヌ・モランとしてはどうしてほしいわけ? バカ・グレランに理屈は通じないわよ」 「ふたりで戦わない? 二人がかりならボコボコにできるよ」 「あんた、そりゃあクニのお母さんが喜ぶわ」 うっ、親を出されるとつらい。 「リュットに持ち込まれたら終わりね。あたしにも負けるんだから」 「マジすか。シェフ弱っちかったりして」 「僕が胸とか股とかつかんだらイヤだろ」 「あったりまえよー…あたりまえじゃん」 エレーヌ・モランは時にパリジェンヌ言葉を使う。思い出したように…。パリジェンヌ言葉はパリジェンヌのミッシェル・デュシャンが本家だ。 「シェフって、わたしんときはーゼーンゼンかまわねえじゃん」 「君が意識してないからだよ」 「プペ、あたしも意識してないよー」 「ウソつけ! ちょっと手が当たっただけでも、あからさまに嫌な顔するのは誰だよ。それも手とか足とかにだぞ」 ヘヘッとエレーヌは舌を出す。 「ヴィンスのあと誰と付き合ってるんだ?」 「ひとのことはどうでもいいじゃん」 「ねえねえって、この3人って、ほぼって言うかぁ、同じとき生まれじゃん」 「なによ急に。あたしとプペはひと月違いだけど、あんたも?」 「わたし2月だしー」 そう、エレーヌはクレティアン言うところの999年12月生まれ。デュシャンは1000年2月生まれ。僕は人間なら1000年1月生まれなのだ。エレーヌの目が優しくなる。いつもこんな目をしてればいいのに。 「プペ、よそ見しちゃだめだよ。あんたが自分につれない女子を好きなの、みんなよく知ってるけど、あんたの相手はあたしたちじゃないよ。ねえミッシェル」 「へーえ、シェフってぇ、わたしに気があるのぉ? まっさかね」 デュシャンが背をしゃんと伸ばす。とたんに凛とした空気があたりを包む。 「レイフ・アリオー、わたくしもおまえの相手は別に居ると思う。おまえはそれを知っている。一度や二度袖にされても、諦めるべきではない。わたくしはそう思います」 「ウッソー、ミッシェル、違う人みたーい」 「たまにっていうかぁ、やっとかないとぉ、忘れちゃったりするの。シュヴァリエの娘だしー」 「今日プペは両手に花ってわけよ」 「やりー」 「たまには僕もいい目に会わせろよ」 「ハリィ、シモーヌ姉さん、カト姉さん、ティプばらばらだよね」 「意外にっていうかぁ、節操なかったりして…イテッ」 僕はデュシャンの後ろ頭をはたく。 「作戦会議だろ、コレ! 君メゾンに帰れよ」 「帰りはシェフと一緒だしー。エレーヌひとり置いて帰ったらぁ、エレーヌの貞操の危機だしー」 エレーヌが爆笑する。 「あんたたちいつも一緒だから疑われて、相手ができないのよ。あんた、たまには先に帰りなよ。あたしは今相手いないから、貞操の危機も何もないわよ。ねえ、プペ…あたし、むかしヒドイことしたり、言ったりしたけど―― 「忘れた」 「帰えろ、帰えろーっと」 デュシャンがあたふたと帰っていく。勘違いしたな。そんなんじゃないんだけどな。エレーヌも呆れている。 「あの子、バカだわ。なんかずれてるのよね」 「気を利かせたつもりなんだろうな。気が利いて間が抜けてる」 「プペ、今日はあたしと帰らない? メゾン・ド・ヴルツまでランデ・ヴーしようか。寄り道なしよ」 「数分だな」 「文句ある?」 「ない」 ここらへんまでが限界でしょう。(ちなみにレイフ=プペ=シェフ) ルビを外したのでわからない言葉がたくさん出てきましたね。これはフランス語。スルーしてください。この物語ではノルマンディーを標準語、パリの言葉をギャル語、フランドルなまりを九州弁で表現してます(笑) あったりまえのことっていうかぁ、大半は標準語で書いていたりしてぇ。 バイユーのシャペルは想像をはるかに上回る大きさ。日が暮れてしまった。晩課が行われている。ほの暗いカテドラルに大勢で歌う頌歌が美しく響く。僕は信徒ではないので、アントレの片隅で見学させてもらう。 祈りの言葉を捧げる司教様の――新しく司教座が設けられたのだ――隣に、白髪で肌の色も真っ白の、しかしまだ若く見える男の人に目が吸い寄せられる。司教様の隣だから高貴な方なのだろうか。目を閉じ、手を合わせる姿が美しい。祈りが終わり、そのお方は目を開く。一瞬目が合ってしまう。いけない。顔を伏せる。 晩課が終わり、修道士の方々は一列になって奥にあるモナステールに引き上げていく。そのお方はお供の方々と共に外へ出てこられるようだ。扉の脇にひざまずく。 「ディアブル」 声が降ってくる。思わず顔を上げる。白いお方はまっすぐに僕を見据えている。 「ディアブル。その方の中に邪悪なものが見える。シャペルに来るからには、まだ気付いておらぬのか。その方は憑かれる側ではない。憑りつく側に見える。気を付けよ」 「僕はディアブルかもしれません。でも、そうならぬよう努めております。あなた様のお言葉、ありがたく頂戴いたします」 「わたしはエドワードだ。その方はいつかスールに出ていたな」 エドワード様! アングルテールの皇太子様。今のアングルテール国王はデーン人のクヌート様。そのお方に追われて、ノルマンディーに亡命して来ていると聞いた。僕はおそるおそる名を名乗り、(後略) >「いってきまーす!!」 「うん、よろしくねー!」 「行く行くー!」 いいんじゃないでしょうか。 >文章で性格を表すのには 気づかれたかもしれませんが、一人称、二人称、三人称を各キャラクター毎に割り振ってみるのも手です。 http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa7343911.html
- FEX2053
- ベストアンサー率37% (7991/21371)
携帯小説なら、基本これでいいと思います。 携帯小説は小さな画面で読むことを前提にしますので、 1文が長いと読みにくいです。逆に会話がブチブチと 切れて居ても、スクロールしちゃうので気にならない という面もあり、同じ会話が繰り返されても、リズムさえ 良ければ大丈夫です。 それでも気になる、と言われるならば。 「!」などを「これぞ」という所でしか使わない。 「-」だけでなく「~」とか「母音の重ね書きを使う」 「キャラによって、文字の書き方を変える」 などの、いわゆる「テクニック」を弄する手があります。 質問者さんの会話だと例えば 「いってきまーす!」 ・・・このキャラは「!」を使う 「うん、よろしくね~」 ・・・このキャラは「~」を使う 「行く行くぅぅぅ」 ・・・このキャラは母音重ねを使う 「待って下さいな」 ・・・このキャラは普通の小説風にする などと決めて書くと、性格が出やすいかと。 携帯小説ならリズム重視の方が、普通の小説系文体に してしまうより良いと思いますよ。 更に、主人公以外のキャラは「重ね書き」にするという手も 「いってきまーす!」 「うん、よろしくね~」「行く行くぅぅぅ」「待って下さいな」 こうやって、彼女たちの朝が始まる・・・。 とか、敢えて改行を入れずに「その他キャラ」であることを 示すテクニックもあったりします。
- kyo-mogu
- ベストアンサー率22% (3398/15358)
「いってきまーす!!」と大声で叫んだ。 「うん、よろしくねー!」と丁寧な感じだが元気がはみ出ている感じだ。 「行く行くー!」 と慌てていた。 という文章を添えるのはどうかな? 「行って!きまぁああああす!」とか、ちょっと変えてみるとか。 「うん。」より「あいよ、よろしく!」と職人さんとかの口調を使うとか。 そういう感じではどうでしょうか。たぶん、身近な人物がモデルになりやすいので、その人物の枠を取り払うと良いかもね。
- doal
- ベストアンサー率50% (2/4)
失礼します。 小説を書いているんですね、凄いことだと思います。 早速ですが、文章で性格を表したいというのであれば、 なにか口癖とかを考えてみるのはどうでしょうか? 学生で明るいとなれば、 「ハキハキしている」というイメージになりがちですが そこに、“少し抜けている感じ”を足すのであれば、 その要素を満たすような口癖があったりすると 印象付けしやすいような気がします。 ただ、上の会話の言葉だけで抜けた感じを出すには 周りの登場人物の会話も重要になるのではないでしょうか。 たとえば(勝手に創作して申し訳ないですが) 「いってきまーす!!」 であれば、 前後の文に 「いってきまーす!!」 「ちょっと待ちなさい」 ←これは友人か親かだとして…。 「なーに?」 「制服のスカート裏返し…」 「!!」 「…まったくもう」 「にゃははは、失敗しちゃったね~っと、よし、ほんじゃ、いってきま~す!」 のような感じ(うまくできているかはわかりませんが…orz) で、その子に少々ドジなところを足すとかすれば抜けている、という感じになるのでは、と・・・。 これはあくまで私の考えですので、参考までに回答させていただきました。 いい作品ができるように頑張ってください。
- olutier
- ベストアンサー率32% (53/163)
ありきたりの受け答えは、地の文に組み込んで、性格がよく表れているところだけカギカッコを使ってはどうでしょう? ○○は、行ってきます、と告げて、――――のように……を××した。 △△は、(……)と思いつつも、うん、よろしくね、と送り出し、 @@は「行く行くー!」と●●を※※した。 といったかんじで。