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源氏物語「心づくしの秋風|の現代語訳を・・
どなたか源氏物語「心づくしの秋風」の現代語訳わかる方いませんか?明日テストがあるので至急教えていただきたいです。ちなみに範囲はこちらになります。 須磨には、いとど心づくしの秋風に、海は少し遠けれど、行平の中納言の、関吹き越ゆると言ひけむ浦波、よるよるは、げにいと近く聞こえて、またなくあはれなるものは、かかる所の秋なりけり。 御前にいと人少なにて、うち休みわたれるに、一人目を覚まして、枕をそばだてて四方の嵐を聞き給ふに、波ただここもとに立ちくる心地して、涙落つともおぼえぬに、枕浮くばかりになりにけり。琴を少しかき鳴らし給へるが、我ながらいとすごう聞こゆれば、弾きさし給ひて、 恋ひわびて泣く音にまがふ浦波は思ふ方より風や吹くらむ とうたひ給へるに、人々おどろきて、めでたうおぼゆるに、忍ばれで、あいなう起きゐつつ、鼻を忍びやかにかみわたす。 ーーーーー途中略ーーーーーー 月のいとはなやかにさしいでたるに、今宵は十五夜なりけりとおぼしいでて、殿上の御遊び恋しく、ところどころながめ給ふらむかしと思ひやり給ふにつけても、月の顔のみまもられ給ふ。「二千里外故人心」と誦じ給へる、例の涙もとどめられず。入道の宮の、「霧や隔つる」とのたまはせしほど、言はむ方なく恋しく、をりをりのこと思ひいで給ふに、よよと泣かれ給ふ。「夜更け侍りぬ」と聞こゆれど、なほ入り給はず。見るほどぞしばし慰むめぐりあはむ月の都ははるかなれども その夜、上のいとなつかしう昔物語などし給ひし御さまの、院に似奉り給へりしも、恋しく思ひいで聞こえ給ひて、「恩賜の御衣は今ここにあり」と誦じつつ入り給ひぬ。御衣はまことに身放たず、かたはらに置き給へり。 憂しとのみひとへにものは思ほえで左右にもぬるる袖かな
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下記に与謝野晶子訳の全文があります。ご覧になってみては? 学校のテスト対策として全幅の信頼のおける訳かどうかはちょっと不安ですが。
お礼
ありがとうございます。和歌の部分の訳がないのは少し痛いですが、これでテストなんとかなりそうです。
お礼
ありがとうございます。すべて訳されていてとてもたすかります。テストもなんとかなりそうです。