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源氏物語が神事等を描いたわけ
源氏物語はその中で神事や仏事を多く描きましたがそれらを物語の中で描いたり反映させたりすることはどのような意味を持つのでしょうか? どなたか詳しく説明して頂けたらとてもうれしいです 宜しくお願いします
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勝手な推測ですが、天皇家が神道の神主や巫女の役割だったから神事の宮廷儀式を、民間に広く流布していたのが仏法だったので、葬儀などの私的なことは、仏事が多く取り上げられたんじゃないですか? ちょうど、時代的にも神道、仏教入り乱れはじめた時ですし。 また、源氏の君は天皇の息子だし、育った環境も後宮、主要登場人物も全て皇族か貴族とくれば、宮廷儀式が本編全編に渡って描かれていても不思議ではないと思います。 そして、宮廷儀式となると神事か仏事どちらかですからね。 今でも色々な神事が残っていて、それを天皇が行ってますよね。 新嘗祭の稲刈りとか。