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どう違うのですか
単刀直入に質問させて頂きます。 どう違うのですか? (1)「日ごろから」と「日頃から」 (2)「子ども」と「子供」 (3)「私たち」と「私達」 (4)「いただく」と「頂く」 単に、漢字変換するかしないかの違いですか? 何か意味があって漢字変換しないのでしょうか?
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常用漢字表を初めとする規範的な立場から説明します。 1)「頃」は常用漢字表に掲げられていません。よって教科書や公文書、新聞では「日ごろ」と書きます。また「ひごろ」は大和言葉(訓読みする言葉)ですから、あえて漢語で書く必要が認められません。 2)この件については、下のURLをご参照ください。国語の教科書など国語(言葉)の専門家は「子供」を使いますが、他教科の教科書やマスコミなど、中途半端な知識・意識の人間が「子ども」を使いたがります。「供」は小六配当漢字なので、小五までの国語教科書では「子ども」、小六以上の国語の教科書では「子供」を使います。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1310301378 3)「達」の読みとして常用漢字表に掲げられているのは「タツ」だけです。「タチ」という読みはそもそも認められていないのです(「私達」は当て字です。)。きっとこうおっしゃるでしょう。「友達」はどうなの、と。「友達」は熟字訓です。「達」に「タチ(ダチ)」という音読みがあるからではなく、「ともだち」という語に熟字訓として「友達」という漢字の語をあてはめているわけです。 4)「頂く」には「いただ(く)」という訓があり、常用漢字表でも掲げられています。ただ、「いただく」という敬語動詞(謙譲語)は、接続助詞「て(で)」に続き、補助用言として用いる場合が多いのです。(「読んでいただく。」などのように)補助用言は平仮名で書くというのが、国語の専門家、国語教育現場、公用文作成、マスコミ(新聞)の共通理解になっているので、必然的に「頂く」の使用は限られます。また、一般に動詞はひらがなで書かれる傾向にあるということ、などから「頂く」はあまり用いられないようです。ただ、「(実質を持つ物事を)もらう」という意味の本動詞として「先生から辞典を頂く。」のように漢字を使うことは、間違いではありません。なお、動詞連用形からの転成名詞「いただき(頂上)」は、漢字で「頂」と書くのが普通です。(中高校の漢字書き取りの問題によく出ます)この場合、送り仮名は付きません。 以上、公的な国語施策とそれに基づく国語教育を根拠とした国語常識の一端をご説明いたしました。いわゆる規範的な事実の説明で、その背景や私個人の感想や想像はほとんど加えてありません(皆無とは言いませんが)。 国の国語施策にについては、下記URL内の国(文化庁)のHP内の 記事をご覧ください。
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違いはひらがながやわらかい(時として児童向け)の印象を与えるということと思います。 使い分けは、所論ありますが、状況に応じて適切に使い分けるだけで十分と思います。つまり、やわらかさを出したいときにはひらがな、ビジネスなら漢字でいいと思います。 それ以外の考察は、ことば(言葉)の本来の意味を損ねかねないと思います。
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回答ありがとうございます。 やはり、漢字・平仮名・カタカナで使い分けるのには いろいろな理由があるんですね。 これからは、気をつけて使い分けるようにします。
- mahny
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読み物で表現を柔らかくするために 敢えて平仮名を使ったりすることもあると思います。 例えば、小説の登場人物の台詞や考え(独り言?)に ひらがなを多用することで やさしさ・無邪気さ・のんびり感などを出したり 漢字を多用することで厳格さなどを表現したり。 何でもかんでも無理に平仮名だけとか 漢字ばかりにしてしまうと読みにくいだけですけどね。
お礼
回答ありがとうございます。 言われてみれば…!ですね苦笑 手紙やメールなどでも文面で気分が変わりますからね。 ありがとうございました。
国語の教科書ならば 習っていない字や難しいと判断した文字をかなにしている。 と聞いたことがある。 単に変換してないだけ
お礼
早速の回答ありがとうございます。 単に変換していないだけなのですか… わかりました。どうもありがとうございました。
お礼
詳しい回答をありがとうございます。 とても勉強になりました。 日本語って難しいですね汗改めて思いました…