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直和に関する命題

ベクトル空間Vの部分空間W1,…,Wkについて V=W1+W2+…+Wkとする。この時次の三つの命題は同値であることを示せ。 (1)∀v∈Vに対しwi∈Wi(i=1,…,k)でv=w1+w2+…+wkとなる {w1,…,wk}がただ一組存在する。 (2)任意のi∈{1,2,…,k}に対し Wi∩(W1+…+Wi-1+Wi+1+…+Wk)={0}が成り立つ。 (3)dimV=dimW1+dimW2+…+dimWkが成り立つ。 (2)⇒(3)は示せたのですが(1)⇒(2)、(3)⇒(1)はどう示せばいいのでしょうか?

みんなの回答

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.3

(1)→(2) は対偶を考えてもいいかも. Wi∩(W1+…+Wi-1+Wi+1+…+Wk)≠{0} と仮定すると x ∈ Wi かつ x ∈ W1+…+Wi-1+Wi+1+…+Wk を満たす x≠0 が存在するんだけど, こいつが 2通りの和で書けることを示す.

  • koko_u
  • ベストアンサー率12% (14/116)
回答No.2

残りは(1) => (2) ですか。 証明するとしたら、帰納法かな? i) k = 2 の場合、条件(1)から v = w1 + w2 となる w1, w2 をもって、 f : V -> W1 ( v -> w1 )が定義できる。(以下省略) ii) k の場合に成立を仮定して V, W_1,W_2,...,W_k,W_(k+1) が (1)を見たすとする、この時 V/W_(k+1),(W_1+W_(k+1))/W_(k+1),...,(W_k+W_(k+1))/W_(k+1) が (以下省略) 最後まで考えてないので違ってるかも。

  • koko_u
  • ベストアンサー率12% (14/116)
回答No.1

試しに (2) => (3) の証明を書いてみて。

damath
質問者

補足

失礼しました。(2)⇒(3)ではなくて(3)⇒(2)でした。 Ui=W1+…+Wi-1+Wi+1+…+Wkとする。 V=Ui+Wiより dimUi≧dimV-dimWi=Σ(j≠i)dimWj 一方でdimUi≦Σ(j≠i)Wj よってdimV=dimWi+dimUi 一般にdimW1+dimW2=dim(W1+W2)+dim(W1∩W2)であるから Wi∩Ui={0} (2)⇒(1)を考えてみました。 Vの元が二通りに v=Σ(j=1→k)wj=Σ(j=1→k)w'j、wj,w'i∈Wj(j=1,…,k) と書き表せる時wi-w'i=Σ(j≠i)(wj-w'j)が成り立ち、 左辺はWiの元、右辺はUiの元となり共にWi∩Uiの元、即ち0となる。 iは任意であるからVの元の書き方は一通りに定まり、 v=Σ(j=1→k)wjと書ける。

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