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アポプラストとシンプラストの役割
こんにちは。 よくわからないので教えてください。 質問はしますが、継続して自分でも調べますので、「自分で調べて」などといった回答はご遠慮願います。 アポプラスト、シンプラストの構造は理解したのですが、物質の移動における役割がわかりません。 もちろん、物質を輸送するのはわかっています。 なので、アポプラストとシンプラストの使い分けと、 物質の移動における違いを教えてください。 よろしくお願いします。
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アポプラストでの輸送は、基本的には拡散および水の流れに乗った移動です。一方、シンプラストでの輸送は、(原形質膜と)原形質連絡を介した輸送です。原形質膜と、と書いたのは、細胞外にある物質がシンプラストで運ばれるには、はじめに原形質膜を介して細胞内に輸送される必要があるからです。 ここで最も大きな違いは、物質の選択性だろうと思います。 親水性の物質や無機イオンなどが原形質膜を通過するには、チャネルやトランスポーターの存在が必要なため、その細胞で発現しているそれらの種類によって、選択性が生じます。さらに、原形質連絡でも、最近では、物質の移動が制御されているらしいという話を聞きますから、ここでも選択性がある可能性は充分あります。 植物の根には、アポプラスとで通過できないカスパリー線(不透膜/厚膜組織)が存在します。土壌中の物質は、拡散や水流によってカスパリー線の外側までは根に浸透します(アポプラスト)。しかし、このカスパリー線を乗り越えて根のより中心に移動し、ついには地上部まで到達するには、一度原形質膜を通過して細胞内に吸収されなければなりません(シンプラスト)。この機構によって、植物は、体内に吸収する物質の選択をしています。また、カスパリー線さえ越えてしまえれば、長距離の輸送では、拡散や水流に乗せたほう(アポプラスト)が早く且つ経済的に輸送しやすいかもしれません。 これで回答になっていますか?眠いので乱雑な文ですみません。
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- leap_day
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植物の細胞膜の外(アポプラスト)と内(シンプラスト)の違いなのでは? http://home.hiroshima-u.ac.jp/nsakura/contents/theme.html http://www.rib.okayama-u.ac.jp/~kmaki/waterchannel.htm
お礼
ありがとうございます!! えーと非常に申し訳ないのですが、それは理解しているんです。どういったときにアポプラストになって、どういったときにシンプラストになるのか。また、物質の輸送の仕方の違いは、通る場所が違うこと(外か中か)以外に何かあるのか、などがわからないのです。 上手く質問できていなくてすみません。 回答ありがとうございます!!
お礼
ありがとうございます!! ドンピシャです☆細胞によってチャネルやトランスポーターが違うので、「無機イオンはアポプラスト」などと一概に言えるわけではないのですね。細胞によっては、無機イオンもアポプラストだったりシンプラストだったりするわけですよね。 シンプラストでは細胞膜を通る必要があるので、チャネルなんかを使う際にエネルギーを使うこともある(エネルギーが必要ないチャネルや疎水性の物質もあるけれど)ということですよね。だからアポプラストの方が早く経済的だと・・・。 本当に助かりました。回答、本当に感謝します。
補足
補足失礼します。 原形質連絡糸について知っていらっしゃったら教えていただけませんか?あつかましいお願いで申し訳ないです・・・。御時間あればお願いします。