たまたま質問を目にしたので、ご回答申し上げます。
(急いでらっしゃるようなので・・・)
あくまでも現在の私の感覚や知識による回答ですので、間違っていたらすみません。
(一応業界にいた者です)
まず、NGOですが、「ノンガバメントオーガニゼーション」=「非政府組織」と言われます。
よくNPO(ノンプロフィットオーガニゼーション)=「非営利団体」と混同されますが、海外での場合はともかく、日本では非営利組織の海外協力を行う団体をNGOと呼んでいるようです。
本来はNPOでもNGOでもどっちでも同じようなものだそうです。
ただ、日本国内では法人格を取得するのにNPO法人(特定非営利活動法人)という法人格を取得しないと代表者の個人名で様々な契約をしないとならないなど面倒なので、NPO法人となっているNGOがほとんどです。
もちろんただの「団体」としてのNGOもあります。
長くなりましたが、非政府組織(NGO)というだけあって、政府の方針に縛られないで様々な活動を行う(日本の場合海外協力)点が特徴だと思います。
今回の集団的自衛権が話題になった際、日本のNGOが反対声明や批判をしていました。(ただ言っているだけなのでHP見たりしないと知る人ぞ知るって感じですし、そもそも通常の社会から離脱している人たちなので、話半分としか聞いてくれる方はいません)
例えば、外務省がその国は危険だから脱出してください!と言っても、残って支援するとか。
海外ボランティアのコーディネートをして学生を派遣するとか。
ただし非政府・非営利を掲げ、理想に進むので、法的・責任という意味では株式会社や公的機関と違い、圧倒的に未熟です。
JICAはもちろん日本の海外協力の看板を背負って活動してくれています。
なので、危険な地域には基本的に派遣されないと考えていいと思います。
それに、青年海外協力隊は派遣されるまでに2年の研修を受けさせられますし、そもそも研修をける前に私の様な者では落とされてしまいます。
また、NGOのほとんどはJICAから補助金をもらって海外での活動をしていたりします。
大雑把に言うと、たいへん語弊がありますが・・・
JICAは学校の先生(法律や制度、資格の上になることができる)
NGOは塾の講師(資格や制度は関係ない。誰でもなれる)
だと思います。
学校の先生だってダメな人がいるし、塾の講師にもすごい先生がいます。
私の経験上では
やはり放課後だけの塾の先生では
生活全般を指導する教職免許を持つ先生には総合的に及ばないのではないか?と思っています。
どうしてもNGOの場合「活動家」「思想家」のような社会の非常識なルールが根強い気がします。
ブラックどころではありませんよ。
全てではありませんのでしっかりと見定めてください。