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がん治療における化学の役割

がん治療における化学の役割を調べています。 一度、生化学の本を見てみたのですが、難解でいまいち理解できませんでした(遺伝子とかが出てきて???になりました)。 私のような素人にもわかるような解説をお願いします。 また、わかりやすいサイトや参考書、もしくは「がん治療における化学の役割」を知るうえで重要なキーワードや物質名を教えてください。特に、最先端の技術について知りたいです。

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  • myeyesonly
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回答No.1

こんにちは。 ガン治療で言われる「化学療法」は、ガン細胞を化学物質で破壊する、もしくは増殖を止めるという事を目標にして行われる、がん治療分野でのアプローチの一つです。 化学物質を使うので、一箇所に固まってないガンでも対象にしうるなどの特徴もありますが、治療のための化学物質が普通の細胞にも障害性を持つ物が多く、強烈な副作用となる場合が多いという問題もあります。 作用の仕組みですが、ガン細胞は分裂が盛んで、物質(栄養など)の取り込みも普通の細胞に比べて激しいので、細胞に取り込まれやすい物質に毒物などをくっつけたりすると、毒物がガン細胞に沢山取り込まれる事を利用した方法とか、細胞分裂に絶対に必要になる「核酸」という物質とそっくりな分子の形をしてるけど、そういう性質の無い物質を使い、本物の核酸を不足させて、分裂できないようにしてしまうなどのアプローチがあります。 いずれも普通の細胞とガン細胞の代謝・分裂の速度の違いを利用するので、ガン細胞特有に吸収される物質ではないために、ある程度の副作用を防ぐ事はできませんが、転移ガンなど、体中に散らばってしまってても関係ないという利点は非常に大きく、多用されています。 特に、ガン細胞が血管の中を通って全身をめぐってしまう、白血病ではなくてはならない治療法となっています。

asashinn
質問者

お礼

ありがとうございました。

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noname#62864
noname#62864
回答No.2

No.1で述べられている、いわゆる抗がん剤というのが、1つのアプローチであることは確かでしょう。 それに加えて、放射線治療と組み合わせる手法もあります。 原理は参考URLに書かれていますが、要するに、がん細胞に集まりやすいホウ素化合物を患者に投与し、その後、熱中性子を照射することによって、正常細胞を傷つけずにがん細胞を破壊する方法が進歩してきています。 その背景として、がん細胞に集まりやすいようなホウ素化合物が研究され、人工的に合成されたことが大きな意味を持つとのことです。

参考URL:
http://sta-atm.jst.go.jp:8080/08020205_1.html
asashinn
質問者

お礼

ありがとうございました。

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