- ベストアンサー
減価償却の最後の年について
白色の個人事業主です。 減価償却は最後の5%まで可能なのは分かったのですが、 最後の年の具体的な記入の仕方が分かりません。 収支内訳書の計算の欄のニ~ヌはどのように記入 すればよいのでしょうか? パソコン取得年月 14年3月 取得価格 250000万 基礎になる金額 225000万 定額、4年、0.250 専用割合90%です。 本年中の償却期間は2/12で普通に計算し、5%までの 分も足した額を記入するのでしょうか。 それとも何か別の欄に記入する事があるのでしょうか。 お分かりになる方教えて下さい。 宜しくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
耐用年数というのはその年数しか使ってはいけないというものではなく、償却率の表を見る上での指標です。すなわち、耐用年数4年というのは償却率0.250(定額法)であるということを示しているに過ぎません。 ですから、現実に使っている限り償却期間については考慮する必要はなく、2/12のような計算は不要です。 減価償却は、減価償却累計額が95%になるまでできるとされていますので、毎年の減価償却費は 1年目(14年)250,000×0.9×0.250×10/12=46,875 2年目(15年)250,000×0.9×0.250=56,250 3年目(16年)250,000×0.9×0.250=56,250 4年目(17年)250,000×0.9×0.250=56,250 となっているはずなので、17年末の減価償却費の累計額は215,625円になり、未償却残高は250,000-215,625=34,375円になっているはずです。この未償却残高が12,500円になるまで減価償却できるということです。 したがって、5年目(18年)は、償却率で計算した金額(56,250円)と、「未償却残高(34,375円)-償却限度額(5%相当額=12,500円)」(=21,875円)とを比較して少ないほうの金額(=21,875円)になることになります。(特別償却をする場合もあるので、本来は毎年この比較をします。) 収支内訳書には、「(ホ)本年分の普通償却費」と「(ト)本年分の償却費合計」にこの金額を書けばいいと思います。
その他の回答 (3)
- kamehen
- ベストアンサー率73% (3065/4155)
再び#2の者です、一部訂正です。 「ホ」「ト」「リ」は同じ金額と書きましたが、事業専用割合が90%であれば、「リ」には、当然「ホ」「ト」の金額の90%相当額を記載すべき事となります、失礼しました。
お礼
どうもありがとうございました!
- kamehen
- ベストアンサー率73% (3065/4155)
「ニ」の本年中の償却期間については、「2/12」、ではなく、基本的に使用していた期間ですから、1年を通じて使用されているのであれば「12/12」と記載すべき事となります。 「ホ」「ト」「リ」については、通常通り計算した結果が、5%を割る事となってしまう場合には、前年繰越額から、取得価額の5%を控除した後の差額を、それぞれ記載すべき事となります。 (「ホ」の算式とは合わなくなりますが、それは問題ありません。) 結果的に、「ヌ」の未償却残高の欄には、取得価額の5%の金額が入ってくるはずです。
お礼
「ホ」の算式とは合わなくなっても問題ないのですね。 やっとすっきりしました。これで前に進めます。 どうもありがとうございました!
- zorro
- ベストアンサー率25% (12261/49027)
2%を加算してしまうと償却超過になります。翌年度に2%だけ償却します。
お礼
詳しく教えて下さって助かりました。 計算もバッチリ合いました。 どうもありがとございました!