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減価償却費について
いろいろと質問が出ているのですが、全く解らないので教えてください。 所得税の確定申告Bの収支内訳書(一般用)の裏側の減価償却費の計算のところですが、業務使用の車を21年11月にローンで2,521,583円で購入しました。昨年は知り合いがチャッチャと計算をして記入してくれたのですが、今年は2年目となり全く解りません。 記入欄の ロ からの記入の仕方を詳しく教えてください。 よろしくお願いします。
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購入された車両は乗用車の法定耐用年数6年、定額法で償却し事業専用割合は100%して回答します、 尚、定額法6年の償却率は0.167です、(0.166は旧定額法6年の償却率です)。 平成19年4月1日以降取得の定額法の計算式 償却費=取得価額×定額法の償却率×使用月数÷12。 供用開始1年目の使用月数は開始月と決算月の両方を含めます、2年目以降は12か月とし12か月÷12は計算上省略します。 本年分の必要経費算入額=償却費×事業専用割合%。(←私用と事業用に兼用する時は、按分比%を入れ計算します。 期末残高=取得価額-償却累積額。 上記の計算式で毎年償却し、前年の期末残高が前年の償却費+1円と同額か下回る年が最終年です。 最終年の償却費=前年の期末残高-1円、 最終年の期末残高=1円。 国税庁>タックスアンサー>No.2106 定額法と定率法による減価償却(平成19年4月1日以後に取得する場合) http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2106.htm H21年11月に2,521,583円で乗用車・法定耐用年数6年を取得し、定額法で減価償却し確定申告する場合の計算例、 定額法6年の償却率は0.167。 H21年分の償却費=2,521,583×0.167×2か月÷12=70,184円、 H21年分の期末残高=2,521,583-70,184=2,451,399円。 H22年分~H26年分の償却費=2,521,583×0.167=421,104円、(5年間同一金額) H22年分の期末残高=2,521,583-70,184-421,104=2,030,295円、 H23年分の期末残高=2,521,583-70,184-421,104×2=1,609,191円、 H24年分の期末残高=2,521,583-70,184-421,104×3=1,188,087円、 H25年分の期末残高=2,521,583-70,184-421,104×4=766,983円、 H26年分の期末残高=2,521,583-70,184-421,104×5=345,879円。 H27年、前年の期末残高:345,879円が前年の償却費:421,104円を下回る年で最終年です。 H27年分最終年の償却費=345,879-1円=345,878円、 H27年分最終年の期末残高=1円。(償却完了) 上記計算の円以下の端数処理は、「切り捨て」で処理しています。 収支内訳書の2頁目の「減価償却の計算」欄に下記の様に記入します。 3年目のH23年~H26年分は下記の通りです。 イ・取得価額(償却保証額は空欄):2,521,583 ロ・償却の基礎になる金額:2,521,583 償却方法:定額 耐用年数:6 ハ・償却率又は改定償却率:0.167 ニ・本年中の償却期間:12/12 ホ・本年分の普通償却費:421,104 ヘ・特別償却費: 空欄 ト・本年分の償却費合計:421,104 チ・事業専用割合:100% (事業専用割合が100%以外の場合は変更して下さい。) リ・本年分の必要経費算入額:421,104 (事業専用割合が100%以外の時は、「ト×チ」で計算して記入して下さい) ヌ・末償却残高:1,609,191 (H23年分) ヌ・末償却残高:1,188,087 (H24年分) ヌ・末償却残高:766,983 (H25年分) ヌ・末償却残高:345,879 (H26年分) 摘要: 空欄 H26年分は下記の通りです、(記入無き項目はH23年~H26年分と同一です) ホ・本年分の普通償却費:345,878 ト・本年分の償却費合計:345,878 チ・事業専用割合:100% (事業専用割合が100%以外の場合は変更して下さい。) リ・本年分の必要経費算入額:345,878 (事業専用割合が100%以外の時は、「ト×チ」で計算して記入して下さい) ヌ・末償却残高:1
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- keirimas
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1年分の償却費は 421,104 が正解です。3番のかたのとおりです。失礼しました (古い表を今でもさも新しげに掲げているサイトもあるので注意しなくては。 不注意な私が悪い。)
- keirimas
- ベストアンサー率28% (1119/3993)
普通乗用車 耐用年数6年 定額法 事業割合100%の場合の例 私がチャチャと計算すると イ) 取得価額 2,512,583 ロ) 償却の基礎 2,512,583 定額法 6年 ハ) 償却率0.166 ニ) 12月 ホ) 417,088 ヘ) 0 ト) 417,088 チ) 100% リ) 417,088 ヌ) 1,608,893 (初年に2ヶ月分償却したとして) 条件によって(・車両の種類によって耐用年数はさまざまで償却率も違う、・家事にも使用していれば違う、・定率法で届けてあれば違う)数字は変わりますのでご注意ください。 昨年の控えがあればそちらもよく確認して、上は参考程度としてください。
お礼
ありがとうございます。すごいですね。チャッチャと計算できてしまうんですね。 参考になりました。助かります。
- mukaiyama
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>21年11月に… >今年は2年目となり… 3年目でしょう。 >昨年は知り合いがチャッチャと計算をして記入… 昨年は 22年の丸 1年分が計上されているのですね。 それで、「定率法」という字句はないですね。 >記入欄の ロ からの記入の仕方を… 原則どおりの「定額法」で間違いなければ、ロからリまですべて去年と同じ数字です。 違うのはヌが 1年分少なくなるだけです。 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/shinkokusho/10.pdf
お礼
ありがとうございます。間違えていましたね。3年目です。失礼しました。 とても参考になりました。
お礼
ありがとうございます。凄く解りやすく書いていただいて助かりました。これで無事に申告が出来ます。 保存版です。