• ベストアンサー

カウンセリングについて

カウンセリングの有効性と限界を教えてください。 ネットで調べてもよく分からなくて・・・ お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • backs
  • ベストアンサー率50% (410/818)
回答No.1

「カウンセリング 限界」というキーワードで検索してもそれっぽい書籍の紹介がたくさん出てきますが,それらを購入してまでも知りたくはないということでしょうか。 それとも個人的な見解を多く伺いたいということでしょうかね。 有効性についてはパスしますが,限界としてはいくつか挙げられますね。例えば,因果関係がハッキリしないことや生理学的な説明が完全につかないことなどです。 前者については,極端な話,消費期限を1ヶ月も過ぎた牛乳を飲んで食中毒になったということは「消費期限切れの牛乳を摂取した」という原因と「食中毒」という結果がハッキリしていますよね。しかしこれがいま流行りの"うつ"なんかではなぜそうなったのかという原因がハッキリしないのです。 後者についても関連しますが,脳のどの部分が影響しているということは分かっていても,その細かいところまでは把握しきれていないことですね。仮に薬物治療をする場合でも,ある部野にドンピシャリで効かせるのは難しいので,そういった点を考えるとまだまだカウンセリングの活躍する場面はあるでしょう。逆にいえば,そのような薬物治療が副作用なしに確立すればカウンセリングの必要もなくなるかもしれません。 見落とされがちですが身体的な病であってもまだまだ原因がハッキリしていなことだってありますから,単に精神的な病のみが特別な病ではないということですね。どうも精神的な病となると,まだ未だにブラックホールのような存在にされがちですが。。。 また細かいことですが,因果関係がハッキリしたからといって結果を改善することができるかといえば別問題であります。問題なのは原因を取り除く,あるいは回避する必要があるのとやむなく生じてしまった結果をどう変化させるかということです。予防は最大の薬などといいますが,なってしまった以上はどうにかして直さないといけないということです。むしろこっちの方が大変かもしれません。

その他の回答 (1)

回答No.2

カウンセリングに私自身が、とくにかかったわけでもなく(心療内科受診経験あり)専門知識もありませんが飽くまで個人的な観察です。よろしいでしょうか。。。 かつて「心理学を専門的に学んでいる」という人に、いろいろ指摘をされたことがありまして、その指摘の真偽については自分自身で、こう、と確信を持つまでに至れなかったのでハッキリした反応は返せなかったのですが、考え方として自覚できている部分については、自分としては、それは違うと先方の見解に否定の意を述べましたところ 「いや、あなたは本当は、このように考えているはず(自分で分かっていない)」 と、数度にわたり却下されました。 気づきを促す「共感的理解」がカウンセラー的立場に立つ者の鉄則であるならカウンセラー主観による「誘導」と化すなど、あってはならないはず、と当時、非常に不信感を感じました。 一応、大学と名のつくところで仕入れた知識と言うなら、いったいカウンセリング理論というものにあたって、どのような構えをとるべきと指導されているのかと、甚だ疑問でした。 来談者中心療法とも言うようですが「ロジャースメソッド」は、現在カウンセリングの現場で最も一般的と聞いたことがあります。個人的な見解に過ぎませんが私が思うに来談者中心というものは、つまりクライアントに「強制」を強いることもない(私は先の人物に「強いられ」ましたけれど)クライアントの主体性というか自己責任を重視するスタイルをとっているように見受けますとともに、これはしかもカウンセラーの立場保護との両立をも期している、非常にクールで(良くも悪くも)合理的なシステムではないかと思われます。 しかしそれだけに或る意味で「まともな」と言うと語弊を招きそうですが「気づく力を保持している」クライアントにしか使えないメソッドというのが実体ではないのかとも感じております。 ですから心理的な或いは精神的な躓きを抱えた人、誰でもに有効とは本来言えないものなのではないかと察しております。 私の身内にも統合失調症や人格障害の患者がいましたし、このサイトでも、いろんなケースの御相談を目にすることがありますが、「こういう人の場合ロジャースメソッドでいいと、プロであるカウンセラー自身、本当に思っているのかな」と思うことがあります。 例えば「認知の歪み」「主観の著しい偏り」こういった症状を抱えている人の場合、自ら「気づく」力があるものだろうかと。 むしろ作業療法的なもののほうが有効なのではないのかと思ったりします。特に「お鍋を磨く」といった単純な作業を行っているときほど気分が落ち着くという自覚を本人自身が分かっているのなら、なぜそちらを試さないのかと。 (ちなみに私なんかは、こういう単純作業はダメだと思います。過去の厭な事を思い出しながら、になってしまいますので。) あとNo.1の御回答者も触れておられますが「身体全体」からのアプローチも見逃せないんじゃないかと思います。近頃「栄養の偏り」が原因になっているという指摘もあるようです。そう言えば、私も過去、重度の貧血を患っていた頃から精神的な不調が酷くなりだしました。 薬物療法が一番有効な場合もあるでしょうし、何でもかんでもロジャースではなくて、その症状に最も有効な療法を検討・選択するべきではないのかと、かねがね思っています。 まさかカウンセラーにしてみたら、せっかくの「お客さん」はつかんでおきたい、なんて商売っ気で考えてはいないだろうと思いますが。。。私も本職に聞いてみたいです。

関連するQ&A