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国歌大観番号について

万葉集を見ていて疑問に思っていたので質問いたします。 国歌大観番号が2つあるのはどうしてなのでしょう。 配列も2者の間で異なっています。 旧国歌大観番号のついていない和歌があるので、はじめに「万葉集」 として公表されていたものの後に、新たな写本が見つかって、そちらの 方が収録和歌数が多かったから新国歌大観番号としてつけなおしたのでは ないか?と考えたのですが、万葉集以外でも国歌大観番号が2つ あるようなので、やっぱりよく分かりません。 ご存じの方がいらっしゃいましたら、どうか宜しくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • mics
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回答No.1

旧国歌大観と新編国歌大観との番号の違いは、 「新編になって収録点数が約3倍に増えた」というのがそもそもの理由でしょう。 基本的に旧版の番号を生かしつつも、挿入(あるいは削除)される作品が出てきたため、それ以降の番号がずれてくる。というわけです。 どの資料を底本とするか、どこまでをその歌集の所収和歌と判断するか、など、個個のケースで編集委員会で議論のうえ編集されているようで、それぞれの和歌が挿入(あるいは削除)された具体的な理由については、後半の解題部分に詳しく書かれています。 具体的に気になる部分があれば解題の部分をお読みいただければわかるのではないかと思います。

tazuki
質問者

お礼

どうもありがとうございました。 国歌大観を編集する際に、和歌の認定が行われていたのですか。 それでは、今日私たちが目にしていない万葉集歌もあったりするのでしょうね。 今度解題を読んでみたいと思います。 わかりやすく説明して下さり、本当にありがとうございました。