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置換時の場合分け

不等式 t^4+2at^2-a^2+2≧0がすべての実数tに対して成立するようなaの値の範囲をもとめよ。 でt^2=X(X≧0)と置換して X^2+2aX-a^2+2≧0 f(X)=X^2+2aX-a^2+2 とおいて    =(X+a)^2-2a^2+2 までいいのですが、ここでなぜ場合分けをするのですか? 不等式t^2+2at-a^2+2≧0がすべての実数tに対して成立するようなaの値の範囲をもとめよ。だったなら、別に場合分けしなくていいのですが、なぜ置換したとときはしなければいけないのでしょうか?おしえてください。長くてすいません。

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  • siegmund
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回答No.1

t^2 = x> 0 を忘れているようです. t がすべての実数値をとるとき,t^2 はゼロまたは正の値すべての実数値を取ります. したがって (A) > 不等式 t^4+2at^2-a^2+2≧0がすべての実数tに対して成立するような > aの値の範囲をもとめよ。 は (B) 「不等式 x^2+2ax-a^2+2≧0がゼロまたは正のすべての実数 x に対して成立するような  aの値の範囲をもとめよ。」 と同じことです. (C) 「不等式 x^2+2ax-a^2+2≧0がすべての実数 x に対して成立するような  aの値の範囲をもとめよ。」 とはちがいます. 言い換えれば,適当に a を選んで, ある負の x に対して x^2+2ax-a^2+2 < 0 となってしまったとします. (C)の問題だったらこの a は即アウトですが, (B)だったらとりあえず大丈夫ですね(負の x は問題にしなくていいんだから).

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  • stomachman
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回答No.2

「Xもaも実数とする。f(X)=(X+a)^2-2a^2+2 とするとき、『どんなXでも、X≧0なら必ずf(X)≧0となる』ようなaの範囲は?」という問題。この問題においてNo.1でsiegmund先生の仰るポイントを具体的に見てみましょう。 f(X)=(X+a)^2-2a^2+2 という形に整理したので、放物線(X,f(X))がX=-aで極小になり、極小値は-2a^2+2であると分かります。 ここでもしX≧0という条件がなければ、放物線の極小値は放物線の最小値でもありますから、どんなXについてもf(X)≧-2a^2+2 です。ゆえに-2a^2+2≧0となるaが答です。 ところがX≧0という条件が付くと、f(X)の最小値が幾らになるかがaの符号によって異なるので、場合分けが必要になります。 (1) -a≧0の場合を考えると、X≧0の範囲内でのf(X)の最小値はf(X)の極小値と同じです。f(X)はX=-a≧0で極小になるからです。 ゆえにこの場合、『どんなXでも、X≧0なら必ずf(X)≧0となる』aとは、-2a^2+2≧0を満たすaに他なりません。 (2) -a<0の場合を考えると、X≧0の範囲内でのf(X)の最小値はf(X)の極小値ではありません。f(X)はX≧0ではXについて単調増加であり、従ってf(X)が最小になるのはX=0のときで、最小値はa^2-2a^2+2。 ゆえにこの場合、『どんなXでも、X≧0なら必ずf(X)≧0となる』aとは、a^2-2a^2+2≧0を満たすaです。 だから答は「(-a≧0かつ-2a^2+2≧0)であるか、または(-a<0かつa^2-2a^2+2≧0) 、であるようなa」ということになります。

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