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第二次世界大戦のドイツで
戦争による被害が激しかった都市はどこでしょうか? 私は長崎生まれで、ドイツ人に「長崎から来ました。」と言うと半数の人が「ヒロシマナガサキ」を口にします。 彼らが知ってくれている以上、こちらも知るべきだと思いました。
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1943年7月ハンブルグ、1945年2月ドレスデンへの空爆が最もよく 知られる「大惨事」です。 それぞれ、3万人(ドレスデンでは一説で20万人以上)もの死者を 出しました。 その空爆の仕方も酷いものです。 まず、町の周囲を爆撃し、市民が逃げられないようにしてから 町の中心部めがけて爆弾を落とし、市民を虐殺するやり方です。 ドレスデンは、当時「非武装都市宣言」をしており、対空砲や迎撃機 の配置がされていませんでした。また東部からの避難民も大量に 流入しており、無抵抗の市民への虐殺でした。 歴史的に貴重な建造物も破壊され、さすがに戦後英米内でもこの爆撃 に対し批難の声があがっています。 ベルリンやケーニヒスベルク(現カリーニングラード)は、市街戦 により町の大半が破壊されたうえ、侵攻してきたソ連軍兵士による 略奪・暴行・強姦・虐殺にさらされました。 ベルリンでは自殺した女性の遺体で川辺が埋まったそうです。 空爆は、ドイツのほぼ全ての都市が受けました。 戦争中の爆撃による死者は30万人。重傷者は80万人近くにのぼります。 一説では、死者は65万人に登る可能性もあるそうです。 映画では、ドイツの戦争犯罪行為ばかりが目立ちますが 戦争中、ドイツもまた理不尽な虐殺・破壊行為を受けました。
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- 風車の 弥七(@t87300)
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何と言っても「ドレスデン」でしょう。 いまだに空襲による死亡者の人数が分っていません。 あとは市街戦になった「ベルリン」です。
- LOBO
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空襲による死亡者の数でいうと、ドレスデンとハンブルグですね。どちらも原爆による被害を超えています。