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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:中和滴定と中和点と指示薬)
中和滴定と中和点と指示薬
このQ&Aのポイント
- メチルオレンジは3.2未満では赤色をしていて、4.4より上では黄色、その間では黄~赤へと徐々に変化する。中和点は7くらいのはずなのに、変色域の上限が4.4ではどうすれば中和した、と分かるんですか? 中和滴定曲線では、変色域より上の7あたりに中和点がある。
- メチルオレンジの変色域を使用する場合、3.2未満では赤色、4.4より上では黄色に変化し、その間では黄~赤に徐々に変化します。しかし、中和点は7くらいのはずなのに、変色域の上限が4.4では中和したかどうかが分かりません。中和滴定曲線では、変色域より上の7あたりに中和点があるため、この点で中和判定を行います。(pHジャンプのため、一気に黄色になり、その後中和点に到達するため、若干斜めな曲線になりますが、0.1ミリリットル程度の微小な液体量を扱うため、中和点もある程度の誤差があります。)
- メチルオレンジの変色域は3.2から4.4までで、この範囲では赤色から黄色へと変化します。一方、中和点は7くらいのはずですが、変色域の上限が4.4ですので、変色域だけでは中和の判断が難しいです。しかし、中和滴定曲線では、変色域より上の7あたりに中和点があることが分かります。(pHジャンプによって、黄色に変化した後すぐに中和点に到達するため、若干斜めの曲線になりますが、液体量が微小であるため、アバウトな中和点でも問題ありません。)
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まあ、ご自分で結論を得られていたのに…… 「pHジャンプなので、黄色になった瞬間から中和点に一気にいくから」 これが正解です。 ところで、強酸と弱塩基の中和だと、中和点は7よりは小さいですね 以下説明 中和点付近では滴下量に対するpHの変化が非常に大きいから。 中和滴定開始直後は0.1mLの滴下量でおこるpH変化は0.1も無いけれど、 中和点付近では0.1mLの滴下量でもpHは2とか3とか一気に変化することも起こりうる。 だから、pHが4.4を過ぎてるの滴下量と、pHが5や6であるときの滴下量にほとんど差がない。 中和点付近を変色域とする指示薬が中和滴定に利用できるのはそういった理由による。 フェノールフタレインだと、中和点を過ぎてしまい再びpHの変化が緩やかになってしまい、 フェノールフタレインの変色するころの滴下量と中和点での滴下量に大幅な差があるので使用できない。