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原子力発電の燃料として利用可能で、廃棄物にプルトニウムが含まれない物質
原子力発電の燃料として使うことのできる物質で、廃棄物からプルトニウムが抽出できず、なおかつ潤沢に資源のあるものがある。ということをテレビで放送しているのを見た。と、同僚から聞きました。 同僚は、そのような素晴らしい物質をなぜ使わないのかと言っているのですが、そんな物質があるのでしょうか? テレビで放送していた物質名は失念したそうです。
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トリウム炉のことでしょう。構造から、トリウム熔融塩炉ともいいます。 詳細については、Googleってみたほうが早いでしょう。
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noname#26313
回答No.2
トリウムサイクルのことでしょう。 トリウム232を原子炉で照射すると、ウラン233に変換されます。これは、ウラン235や、プルトニウム239のように核分裂性で、核燃料として使えます。 中性子のエネルギーによらず、核分裂時に生成する中性子の数(η)が大きく、大体、一定である、核分裂性プルトニウム(プルトニウム239、241)の生成量が極めて少ない、などの利点がありますが、その生成に、現在原子炉で用いられている核燃料を必要とすること、増殖に用いるには、中性子を無駄に吸収する核分裂生成物の除去が必要であり、中性子発生数(η)の点でプルトニウム239に劣る、などの理由から、用いられていないのが現状です。 詳細は、参考URLのページを見られると良いでしょう。 「トリウム炉」で検索してください。
質問者
お礼
ありがとうございます。 良いことばかりではなく、問題点もあるのですね。
お礼
ありがとうございました。