契約後に説明の間違いがわかった場合

質問

このたび、中古マンションの契約を済ませました。
そのマンション自体は気に入っていたのですが、駅から遠く、周りに
生活に必要な店などが無いため、ギリギリまで悩んでいました。

契約前に担当者に、マンションの敷地内の駐車場の空き状況を調べてもらったところ、上段が開いているので、機械を動かさなくても出入りができますとの返事をもらい、それならということで契約に踏み切りました。
実際、どこに行くにも車になると思うので、そのまま出入りできる駐車場を借りられるというのはストレスがだいぶ違います。

ところが、後日現地を確認したところ、上段といっても地下駐車場で、機械で下ろさなくてはならないことが分かりました。
担当者は現地を見ることなく、電話だけの問い合わせで上段に空きがあることだけ聞き、そのまま出られると勘違いしたようです。

そのことを指摘したところ、間違いを認め、謝られました。
謝られても、これから不便な生活をすることになるので納得いきません。
うっかりミスではありますが、１００万以上の仲介手数料を満額で払っているのにこの仕事ぶりにも腹が立ちます。

この場合、どのような解決法が考えられるでしょうか。
良い解決法を教えてください。

回答No.2

noname#25310

仲介業者の担当者にも落ち度はあるものの、責任を問うのは無理なのではないかと思います。

＞上段が開いているので、機械を動かさなくても出入りができます

これは口頭で言われたのですよね。
上段が開いていることは間違いはなく、機械を動かさなくてもいいというのは嘘であった。
ではこの嘘についてどれだけ責任を求められるかというと、これは契約書にも重要事項説明書にも記載されない「口約束」ならば、もうどうにもならないということです。
逆に言うなら、仲介業者や売主がどんなことを言っても、それを文書に明文化しない場合は、どこにも責任所在のない情報であるということを承知しておかなければならなかったのです。
契約書や重要事項説明書や、あるいは広告チラシや仲介不動産屋からもらう書類などに少しでも記載のあることなら、これは必ず責任を追及できます。
（だから家を買うときの広告などはいつまでも取っておくのが望ましいのです）

例えば別の例ですが、中古物件を購入するときに「駐車場は空いてますか」と仲介に聞いて、仲介が調べてくれて「空いてます」と返事をしたとします。
ここで「空いてます」というのはイコール「駐車場を確保できる」ではない、ということを買主は注意すべきです。
引渡しを受けるまでに別の住人が取ってしまうかもしれないです。
質問者さまの場合は仲介業者に非があるという点ではこの例とは違うのですが、ただこの問題を解決するには？というならば、今後のことを考えていただく上で、参考にしていただきたいのです。
つまり物件についての詳細は自分で調べるべきであること。
そして購入してからも駐車場などの確保は決して安泰ではないということ。
逆に、今は機械式で不便であっても、今後組合に意見を提出することで、変えていくこともできるということです。

お礼

お返事ありがとうございました。
確かに口約束ですが、自分の否は相手も認めていることです。
上段が２つ空いているので入居まで大丈夫だと思います、とも言われたので、喜んでおりました。
これからは小さなことでも文書でもらわないといけませんね。
それなら不動産屋の怠慢もおこらないでしょうね。
納得はできないので、あきらめず頑張ってみます。
ありがとうございました。

回答No.1

kita52326

宅建業法上の話で言うと、47条1項の「重要な事項」にあたるかどうかという問題かと思います。
⇒宅地建物取引業者は、その業務に関して、宅地建物取引業者の相手方等に対し、
「重要な事項について、故意に事実を告げず、又は不実のことを告げる行為」をしてはならない。
※「重要な事項」とは「契約者の意思に重大な影響を与える事項」と解されます。

「不実のことを告げる行為」にあたると思いますが、
判例では、購入者としての絶対条件を特に仲介業者にお願いし、業者もそれを承知していたような場合に、
損害の一部賠償を認めた例があるようです。
http://homepage1.nifty.com/lawsection/tisikibako/setumeigimu2.htm

腹立たしい話だとは思いますが、
マンションの駐車場は契約から引渡しの間に、他の入居者が借りてしまう可能性もあるものですし、
駐車位置は将来変更できる可能性もありますから、ご相談の案件についての感想を率直に申し上げると、
法的に争った場合には、賠償請求が認められたとしてもごく少ない額だと思います。

気持ちの整理がつかないのでしたら、
「あなたの確認ミスのために、当分面倒な思いをしなければいけない。ゴメンナサイだけでは納得がいかない。」
という気持ちは改めて伝えるにしても、あとは相手の「誠意」次第だと思います。
先方が「感度」が低い会社だと、さらに嫌な思いをするだけの可能性もあるので、そのあたりはご検討ください。

補足

お返事ありがとうございました。
詳しいサイトも教えていただき、大変勉強になります。
駐車場の件ですが、担当者からは上段が２つ空いているので入居まで大丈夫でしょうとの返事をもらっています。

地下なので上段でも１５５ｃｍまでの車しか置けないので空いてるのかも、良かったですね、とも言っていました。
私も大喜びしていたので、彼も自分の否を認め謝っています。

このままでは納得できないのでせめて仲介手数料の割引に応じてもらおうと思います。