契約時と入居時で駐車場の位置が違う

質問

今回，A社の仲介でB社が管理する賃貸マンションを契約しました。
部屋を探す過程で，当面バイク2台を置き，いずれ自動車を購入したいので
駐車場を借りたいという意向をA社の担当者に伝えました。
A社担当はB社に空き状況を確認し，結局軽自動車用のところ（7番）しか空きがない，ということでそこを申し込むことにしました。

その後，A社経由でB社の契約書類（住居用と駐車場用別々）が送られてきたのですが，駐車場の契約諸に駐車位置の番号が記載されていませんでした。
不審に思い，A社担当に位置を確認したところ，
「申し込み時の位置の7番です」という回答をもらい，
確認がとれたので契約を行いました。

ところが，鍵の引き渡し時の説明書で，駐車位置が全く違う15番に変更されていました。
しかも，舗装状態や道路からの見通しが悪い，車担った場合出し入れが困難といった悪条件の場所です。
A社経由でB社に問い合わせたところ，「部屋を決めた人間から先に位置を決めている」「申し込み時点で先に決まっていた」というような説明が帰ってきました。

しかし，この説明にはおかしい点があるのです。
私が7番を選択した時点では駐車場が8台分しかなく，その中から私は選んで申し込みをしています。なので，完成していなかった15番には申し込み用ありません。
また，そのときにも空きの確認をしてもらっているのです。
しかし，B社はA社担当社の確認不備ではないのか，とまったく取り合いません。

他の駐車位置はすでに埋まっている，とのことで変更もできません。
このままですと，元々予定していた車等の購入ができず，生活にも著しい不便が生じてしまいます。

このような状況なのですが，この契約は無効にならないものでしょうか？
また，個人的には他の物件に移りたいと考えているのですが，その費用等を請求することはできますでしょうか？
ご教授よろしくお願いいたします。

回答No.1

jk39 · ベストアンサー

まず、「重要事項説明書」を確認してください。
駐車場の契約に関して何か記載はありませんか？

もし、説明書に記載がない場合は、口約束でも契約は成立するので、
「申し込み時の位置の7番です」という契約内容は有効と思われ、
空きがそれ以外ないという状況からそれ以外の場所で契約することは考えられる状況にはないことを踏まえると、
その契約が「不確実な事柄について断定的判断の提供」を与えたことによる「事実誤認」を伴う契約であるとして
消費者契約法4条を適用して、契約の取り消しをするができると考えられます。
http://www.pref.aichi.jp/kenmin/shohiseikatsu/sjirei/2torabule.html

また、契約が2つあり、駐車場契約は文句無く取り消しできるとして、
マンション契約は駐車場契約の解除に伴って解除できないと業者から言われるかもしれませんが、
この2つの契約は分割すると目的を達成することができないものだと考えられるので、
マンション契約とともに解除することができると推察します。
http://echoo.yubitoma.or.jp/weblog/toshiyoshi/eid/524088/

一番難しいのは、A社が「申し込み時の位置の7番です」といったことを証明することですが、
ひるまずにA社に説明した事実を認めさせましょう。

とはいえ、ここ場では限界があるので
一度、消費生活センターにご相談することをお勧めします。
がんばってくださいね。

お礼

具体的なアドバイス，ありがとうございました。
A社はとても協力的で，経緯についても合意を得ました。
あとはB社の対応次第，というところです。