No.2 の方のURLを見ると、次のようになるようです:
1 monolingual
2 bilingual
3 trilingual
4 quadrilingual
5 quintilingual
6 sextilingual
7 septilingual
8 octilingual
これで、1から4までは少し不規則というか、慣習的な言い方のように思います。mono- はギリシア語起源で、bi-, tri-, quadri- はラテン語起源ですが、数詞は、順序数詞の形とは少し違います。
しかし、5から8までは、これはラテン語の順序数詞の語幹に、-ilingual を加えたもので、こういう方法で造語したのだと思えます。造語でなければ、こんな不自然な言葉はないからです。四か国語を同時に話す人というのは西欧ではありえるのですが、単に話すのでなく、「母語」と同じような重みを持つ、または母語が、複数あるとなると、4以上は難しいです。
ラテン語の序数詞に、-ilingual を付けて造語するのだとすると、12までは同じ方法で造語できます。それ以上だと、二つの単語を並べるようになるので、どうするのか、誰かが幾つかの案を出しているはずです。わたしも、こういう形はどうかというのは出せますが、やめておきます。
4から8までの単語から想定される造語規則で、9から13までを造ると次のようになります:
9 nonilingual
10 decilingual
11 undecilingual
12 duodecilingual
13 tredecilingual
……
こういう形であるのは、合理性があるのですが、実際、こんな単語があるのか、不明です。あるとすれば、誰かが造語規則で定義したものが伝わっているのだと思います。
なお、造語法を確定すれば、または確定されていれば、ラテン語の順序数の定義されている所まで、マルチリンガルの名前の造語ができます。例えば、105万7205語マルチリンガルとかです。
centensilingual は100語マルチリンガル
millensilingual は1000語マルチリンガル
こんなものが現実にないのは間違いありませんが、造語法を決めると、定義できます。(これらは、順序数語幹+ilingual で造ったのです)。
お礼
ありがとうございます