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マグマ
マグマが層理面に平行に貫入すると岩床、層理面を切って脈状に貫入すると岩脈となりますが、どういうときに岩床が形成され、どういうときに岩脈が形成されますか?
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基本的に、応力場に依存するはずです。 σ(シグマ)3、つまり最小主応力軸に垂直な方向にできるのです。 応力とは、ある空間に対してどのように力が働いているかを考えるものですが、 ぎゅっと強く押されている方向に(それを押し返して)割れ目をつくることは難しいですよね? そこで、選択的に一番「周りから押されている力が小さい」方向に割れる(壁を作る)わけです。 (脈の方向そのものは、力の方向に対して垂直) もし層理面に対して垂直な方向に(例えば重力)一番強く力が働いていると、圧縮力が弱いのは層理面に平行な方向なので、岩脈ができやすい。 逆に層理面に対して垂直な方向に一番弱い圧縮力が働いていると、シルができやすい。 と考えればよいのではないでしょうか。
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ありがとうございました。勉強になりました。