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マグマとマントルはどう違いますか?
マグマとマントルはどう違いますでしょうか? 地上深くに動いているものがマントルで、それが地上にあふれてきたのがマグマと解釈してよろしいですか。 途中で成分が変化したりしていませんか? よろしくお願いします。
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『マントル』は、いわゆる岩石つまり固体です。 マントル対流なんて言葉があるので逆に想像しにくいのですが、氷河って固体ですけど、長い年月で見れば、少しずつ動いています。おなじような現象です。 それでは同じく固体である『地殻』との違いは?というと、 かつてモホロビッチさんという方が、地下数十kmの深さで岩石の密度(地震速度)が突然大きくなる面を発見したんです。それがいわゆる地殻とマントルの境界(モホ面)です。後になって、それらはそれぞれ、『玄武岩質岩』とそれよりも重い『かんらん岩』からなっていることが分かりました。 『地殻』という言葉から想像すると、まさに卵の殻みたいなものを想像しますが、実際には、マントルの方が密度が高くて、地震も早く伝わるんです。 蛇足ですが、最近TVでもよく聞く、プレートってありますね。地殻=プレートと考える人が多いですけれども、間違いです。 モホ面よりもさらに深部の150kmほどのところに行くと、今度は、マントルの中に不連続面が現れます。しかもモホ面と違って、今度は密度が突然『小さく』なってしまうんです。つまりそれより下では、マントルが少し柔らかくて(あくまで岩石ですよ)、流動し易くなっています。この境界が、プレートの下面です。 ですから、一般に受け入れられているように、 『地殻』=『プレート』=固い、『マントル』=柔らかい ではなくて、 『地殻』⇔『マントル』は、物質の違い 『プレート』⇔『その下』は、状態の違い と分けて考えた方が良いです。 で、マグマは物理的化学的要因により、地殻やマントルが溶けたものです。
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- o24hi
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>マントルは固体でもあるのですか?では地殻との違いはなにでしょうか? 地球の内部は,表層部に地殻が存在し,その下に深さ約2900kmまでマントルと呼ばれる領域が続いています。こうした区分はもともとは地震波の伝わり方から決めらています。すなわち,地下数十kmに地震波の伝わる速度が不連続に大きく増加すると ころが存在し,この上下で地殻とマントルを区分しています。 マントルの物質が何かというと,それは「ペリドタイト」と呼ばれる岩石ですだそうです。マントル全体についてはまだよくわかっていませんが,少なくとも最上部の深さ数百キロメートルくらいまでの大部分のマントルはペリドタイトからできているそうです。
お礼
ありがとうございます。
- o24hi
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こんにちは。 マントルとマグマの関係ですが, マントルは固体ですが,圧力が低くなったり温度が高くなったりすると 部分的に融けてしまい,マグマを生み出します。 マグマとは,地球内部で岩石がどろどろに融けた状態のもの全般をさす呼び名で, マントルがとけてもマグマが生じますし,地殻がとけてもマグマが生じます。 地表にあふれてきたものは,いわゆる溶岩と言います。マグマが地表に流れ出てきたものです。 なお,融けて流れている状態のものも冷え固まった状態のものも,いずれも溶岩とよびます。
お礼
ありがとうございます。 >マントルは固体ですが,圧力が低くなったり温度が高くなったりすると 部分的に融けてしまい,マグマを生み出します。 マントルは固体でもあるのですか?では地殻との違いはなにでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 おかげさまで、よく理解することができました。 以上をふまえて映画「ザ・コア」を観直してみます。 この映画はマントル対流がなくなって、地球がえらいことになり、地球内部に侵入し、対流を人工的におこさせるという物語です。