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間接税の特色について

高校の入試問題でどうしてもわからない問題があったのでお知恵をお貸しください。 『高齢化社会に伴い、先進諸国では財政収入全体に間接税の占める割合が高まっている。税の負担において「所得」という語を必ず使用して間接税の特色を説明しなさい』 という問題です。答えには『所得が低い者ほど相対的に税負担が重くなる』のですが、何故この答えになるのかがわかりません。お知恵をお貸し下さい。よろしくお願いいたします。

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  • hinode11
  • ベストアンサー率55% (2062/3741)
回答No.3

直接税の代表として所得税を、間接税の代表として消費税を考えます。(消費税の税率は5%です。本体価格1000円の蛍光灯の消費税は50円で、1050円を支払います。) >間接税の特色を説明しなさい。 給与所得者(サラリーマン)の給与を考えます。 毎月、給料日に会社から給料の明細書をもらいます。そこには、月給315000円(給料、給与)と書き、ただし、14000円の所得税が天引されたと書いてあります。315000円の全部を一ヶ月で消費に充てるとすると、その人は15000円の消費税を払うことになります。すると、その人は一ヶ月に、 29000円の税金を払うわけです。 多くの人がそうですが、お店で買い物をするとき、例えば1050円のレシートをもらっても、「あ、50円も税金を払うのか」とか、それほど気にしないものです(多少は気になるかもしれませんが)。ところが給料明細書の場合は、一ヶ月に一回ですから、まとめて14000円の税金が引かれますから、「ん?? 税金高いなぁ~」と、非常に気になります。 つまり、直接税(所得税)は重税感があり、間接税(消費税)はそれ程でもない、というわけです。 先進各国の政府はここに着目し、なるべく国民に重税感を与えないで税収を増やすにはどうすればよいかを考え、間接税を増やして直説税を減らす傾向にあります。日本も同じです。 >『所得が低い者ほど相対的に税負担が重くなる』と考える出題者。 月に105000円の収入しかない人は、生活に余裕がないので、105000円全部を生活費に充てると5000円の消費税を払います。これに対して、月に205000円の収入の人が105000円を生活費に充てて残りは貯金すれば、支払う消費税はやはり5000円です。しかし、収入に対する消費税の割合は、収入の低い人ほど高くなるので、『所得が低い者ほど相対的に税負担が重くなる』と出題者は考えるのだろうと推測します。 5000÷105000=4.74% 5000÷205000=2.44% 簡単に書きましたが、以上をヒントにして、あとは自分で考えて作文して下さい。

その他の回答 (3)

  • hinode11
  • ベストアンサー率55% (2062/3741)
回答No.4

#3です。間違いの箇所を訂正します。 >・・315000円の全部を一ヶ月で消費に充てるとすると、その人は15000円の消費税を払うことになります。すると、その人は一ヶ月に、29000円の税金を払うわけです。(以上、間違い) ⇒301000円(所得税を引いた額)の全部を一ヶ月で消費に充てるとすると、その人は14333円の消費税を払うことになります。すると、その人は一ヶ月に、28333円の税金を払うわけです。(これが正しい。済みませ~ん。)

  • trajaa
  • ベストアンサー率22% (2662/11921)
回答No.2

話を単純にしましょう。 所得が100万円の人a)と1億円の人b)で比較した場合 10万円の商品で間接税が1万だったら、同じ商品を買う場合 a)にとって税負担は収入の1% b)にとっては、収入の0.01%になります。 その商品がbにとってaの百倍必要なモノであれば別ですが 普通はそんなこと無いので、bにとって間接税の負担率/感は低いですね。 ん~、なんかイマイチうまく説明できないなぁ。

  • Antithese
  • ベストアンサー率33% (202/606)
回答No.1

 直接税には累進化税制度があり、所得が高ければ高いほど税率が上がりますが、間接税は所得に関係なく等しく課税されるからです。  所得における衣食住など生活コストの割合は、低所得者ほど高くなる傾向があります。その為、間接税では低所得者のほうが負担が高くなるわけです。

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