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加硫について

ゴムの加硫についてですが、加硫の始まる温度を知りたいのです。 硫黄分子の開環が約160℃でビラジカルを生成するので、160℃で始まるのか?また、加硫促進剤が配合されていると、加硫開始温度が下がるのか?また、硫黄の融点を120℃とすると、融点の温度で、加硫が始まるのか?知りたいです。 以上、よろしくお願い致します。

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  • DexMachina
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回答No.1

こちらのサイトを参考に・・・ http://www.kawachem.co.jp/product/rubber/hompage-product-accel.htm >硫黄の融点を120℃とすると、融点の温度で、加硫が始まるのか? チオウレア類の「Accel 22-S」のところ等に、「普通の加硫温度(121℃以上)」と いう表記がありますので、通常の加硫は硫黄の融点辺りで始まるようです。 恐らく、硫黄とゴムが共存する状況下では、相互作用が働くため、硫黄が単独 で存在する場合に比べて低温で反応する(=硫黄がビラジカルを生じる160℃ まで加熱しなくても良い)、ということだと思います。 > 加硫促進剤が配合されていると、加硫開始温度が下がるのか? ジチオカルバミン酸類のAccel PZのところには「アクセルPZは臨界加硫温度が 低く(約100℃)」と、また同類のAccel TPのところには「促進力が強くて室温で 加硫できます」とありますので、加硫促進剤の種類によっては加硫開始温度は 低下するようです。 これは、硫黄がビラジカルとなるのに160℃の温度が必要なのに対し、 加硫促進剤は硫黄よりも分解しやす(=ラジカルを生じやすい)ために、 このラジカルがゴムや硫黄と反応して加硫が始まるからだと思います。

参考URL:
http://www.kawachem.co.jp/product/rubber/hompage-product-accel.htm
gomuya
質問者

お礼

回答ありがとうございます。お礼が遅くなり申しわけございません。 いろいろ調べてみたのですが、硫黄単独だと160℃で反応がはじまるが、加硫促進剤が配合されていると、基本的に分解しやすくなり、120℃くらいで反応がはじまるそうです。 貴重なご意見ありがとうございました。またの質問時もよろしくお願い致します。

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