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掛詞について
学校の国語で古今和歌集の技巧「掛詞」について習いました。 ネットで調べましたが分からなかったので質問します。 すみぞめの 君がたもとは 雲なれや たえず涙の 雨とのみふる という壬生忠岑の和歌なのですが、どこが掛詞になっているのかどうしても分かりません;; 誰か古典などに詳しい方いましたら教えてください!!
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質問者が選んだベストアンサー
これは弔問歌のようですね。 掛詞は、同音異義語を利用して、ひとつの言葉に複数の意味をもたせるレトリックです。 No.2さんの「ふる」で正解だと思います。 No.1さんの回答は、ちょっと違いますね。しいて言うなれば「掛詞」ではなく、「縁語」ととれなくもないですが、「すみぞめの」は「たもと」を修飾しているだけでしょう。 「袂」の縁語として、よく使用されるのが「振る」です。(「君が袖振る…」なんて和歌もありました。「袖=袂」は振るものなのです) 「たもと」から「ふる」を導きだし、なおかつ「振る」と「降る」で掛けているのではないでしょうか。
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- kitasan2
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回答No.2
調べたわけではないので、違っているかもしれませんが、「ふる」が「降る」と「経る」の掛詞になっているのではないでしょうか。「私はいつも涙を雨のように流して暮らしている」といったような意味で。
質問者
お礼
今日学校で答えを聞いたら、それが正解のようでした。 教えてくださってありがとうございました!!
noname#36252
回答No.1
長年はなれているから、自信ないけれど、墨染め→たもと、ではないでしょうか。 また、意味としては、墨染め→雲にもかかっています。
質問者
お礼
おーそこだったんですか!! とても助かりました。 教えてくださってありがとうございました!!
お礼
詳しい説明,本当にありがとうございます!! よく理解することができました。 助かりました!!