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地方分権時代の社会資本整備

地方分権時代の社会資本整備について質問です。 いい具体例を探しているのですが、道路整備の問題以外に何か良い具体例はありますでしょうか?? 詳しい方おられましたら是非教えて下さい! よろしくお願いします!

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回答No.1

 こんにちは。 ○社会資本 ・地方分権の関係で関係する社会資本ということでしたら,イコール「公共事業」と言うことになるかと思いますので,   港湾整備 空港整備 鉄道整備 治山治水事業 農地整備事業 土地区画整理事業 上下水道整備 各種公共施設整備(文化ホール・博物館・図書館・運動施設・公園・庁舎など) などがありますね。 ○地方分権の社会資本整備への影響 ・地方分権による影響はとしては,すべての社会資本に共通したことがいえると思います。 地方分権を単純化して考えますと,要は,社会資本の整備に要する財源の見直しといえます。つまり,国からの補助ではなく,税源を地方に移譲して地方が財源を持つことにより,地方の主体性が確保されると言うことです。つまり,国の関与なく,地方が独自の判断で公共事業をできると言うことですね。 ・ただし,税源を完全に地方に移譲してしまうと,都市部のように税収が多いところと,その他の税 収が少ないところでは,社会資本整備に格差ができることになるのと,今まで国の関与により実施していた社会資本整備をすべて地方が企画立案することになりますから,地方自治体の企画能力によっても大きな差が出てくることになります。 ・ですから,税の再配分と言う観点からは,完全に地方に税源を移譲するのは無理ですし,地方自治体には,今まで以上に資質の向上が必要になります。  結局,地方分権がうまくいくかは,地方自治体の資質の向上にかかっているといえますね。首長が,汚職で捕まっているようでは,困ったものです。