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地方自治法と地方分権一括法

質問なのですが、 地方自治法と、地方分権一括法って 同じものを指しますか? 詳しい方、どうぞよろしくお願いします!!

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回答No.2

 地方分権一括整備法(正確な名前は,地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律)というのは,地方自治法をはじめとする,関係法令を改正する法律です。  法律を改正するには,その法律を改正する法律を制定するという仕組みになっています。官報や各省庁のホームページなどを見ると分かりますが,国会で審議され成立する法律の多くは,「○○法の一部を改正する法律」という名前です。  「○○法の一部を改正する法律」という法律が制定され,施行されることによって,その内容が○○法に取り込まれ,改正後の○○法になるわけです。  ところが,この前の地方自治法の改正は,改正の規模が非常に大きく,関係する法律も多数(475ということです)に上ったことから,「地方自治法の一部を改正する法律」という名称ではなく,「地方分権一括整備法」という法律を制定し,この中に,地方自治法の改正も含まれているという仕組みになっているのです。  ですから,地方分権一括整備法が制定されて,これが施行されたことにより,整備法自体は,基本的にその存在意義を失い,地方分権一括整備法による改正後の地方自治法が残った,という関係になるのです。  同じようなことは,最近会社法が制定されましたが,会社法の制定に伴い,商法の会社関係の部分がごっそり削除されたり,有限会社法が廃止されたり,商法総則が平仮名になったりしました。この削除は,「会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」というような名前の法律で行われています。この場合も,整備法は,現在既に存在意義はなく,改正後の商法が残っているという関係になるわけです。  参考ページです。 http://www.soumu.go.jp/singi/iinkai/pdf/shiryo_3.pdf#search='%E5%9C%B0%E6%96%B9%E5%88%86%E6%A8%A9%E4%B8%80%E6%8B%AC%E6%9

hapkom
質問者

お礼

大変わかりやすいご回答ありがとうございます。 そういえば、会社法も最近の出来事でしたね。大変勉強になりました。

その他の回答 (1)

  • 6dou_rinne
  • ベストアンサー率25% (1361/5264)
回答No.1

違うものです。 地歩自治にかかわる各種法律を改正するための法律です。

hapkom
質問者

補足

どうもありがとうございます! それで、簡潔でいいのですが、 地方自治法と地方分権一括法がそれぞれ何なのか、 教えていただけますか?HPで探しても、難しくてよくわからないんです・・・ どうぞよろしくお願いします!

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