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英語の教科書の不自然な表現

英語を基礎からやり直すには中学の英語の教科書が有効だと聞きます。 しかし、中学の英語の教科書には不自然な英文が目立ち、実用的な表現が大幅に欠如しているとも聞きます。 そこで質問なんですが、不自然な英文とはどんなものでしょうか?具体例を挙げていただくと助かります。合わせて、中学の英語の教科書に欠如している実用的な表現も回答してくだされば幸いです。

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noname#47281
noname#47281
回答No.8

>レベル的にはどうなんでしょう? それでは一例を。私が使用した教材からの引用です。Daveが妻のCathyに友人のMikeを空港に迎えに行かせる場面です。 Dave: Cathy, Mike's arriving from Texas this afternoon. Can you meet him at the airport? Cathy: But I don't know him. How can I recognise him? Dave: You'll recognise him as soon as he gets off the plane. He's at least six feet tall and weighs twenty stone. He's got long grey hair, blue eyes and a white beard. He always wears a yellow and black shirt, red leather cowboy boots and an enormous green hat. Cathy: Yeah, no problem. いかがでしょうか? それほど難しくはありませんよね。それでは注釈を加えてみましょう。 (1)Mike's arriving・・・現在進行形の近接未来の用法です。中学の英語では出てこないかも。 (2)meet・・・ここでは「迎えに行く」という意味です。meetには他には「待ち合わせをする」という意味もありますね。中学の英語では このような重要語を使いこなす練習に乏しいと思います。それに中学の英語では、前者なら pick up、後者ならwait forに書き換えるでしょうね。 (3)recognise・・・#7でも書きましたが、日常会話でもよく使われるのに中学の英語の教科書にはあまり登場しない単語です。中学の英語なら “understand that it is he”のような言い回しを使うんだろうか。 (4)enormous・・・これは中学の英語ならvery bigに言い換えるでしょう。 (5)Yeah・・・これはYesのくだけた言い方ですね。外国人がむやみに使うべきではありませんが、意味は抑えておくべき単語でしょう。 これはまだマシなんですが、レベル的にはそんなに高くはなくても和訳しにくい英文が目立ちましたね。生の英語から拾ったからでしょうね。 一方、日本の英語の教科書は下書きを日本語で書いてそれを英語に直訳するでしょうから、文法を抑えれば訳し方に悩む必要はそんなにないはずです。でも、これでは訳しにくい英文に当たる度に理解に苦しむことになりますが。

noname#25548
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 引用された英文はイギリス英語の口語ですよね。名詞+isのisが「's」と短縮形になるんですね。 >現在進行形の近接未来の用法です。 学校では be going toの形を習いましたが、現在進行形でも表せるんですね。 recogniseは英和辞典で調べてみましたが、一言でピッタリ対応する訳語がないみたいですね。でも、この会話文から何となく意味は掴めました。 enormousとyeahはNHKの幼児向けの英語の番組でも使われていた記憶があります。

その他の回答 (9)

  • trgovec
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回答No.10

実際に教えていた経験からですが、 不自然な英文や表現が目立ち、実用的な表現が欠落しているのは教科書ではなく、それを使った授業や問題集の方です。教科書についてはNo.8 の方が指摘されるような点はかなり改善されています。ところが、そのような教科書は現場ではすこぶる評判が悪い。問題集も日常的な表現や単語は「覚えておけよ」くらいの扱いで、昔ながらの I am a boy. 式のものに重点をおいています。 高校の教科書は長文が増えますが(中学の教科書はほとんど登場人物の会話の形式です)、これも昔にくらべればずいぶんとましになっています。どちらにしても、教材は昔のいかにも人工的でお行儀のよすぎる会話や、古臭い長文はなくなり、現実的なものになりましたが、テストや受験が昔と変わらないので、結局重要なものは教えられずじまいです。(高校入試の問題で like very much が一問の中に何度も出てきたのはあきれました。) まず実際に教科書を手にしてみて下さい。M社のもの(出版社名をはっきり出すのは控えますが)が日常的な表現をよく含んでいるようですが、現場には評判が悪く採用している自治体が少ないのがネックです。また、傍用の問題集も少ないようです。 ご質問の主旨とは少し離れますが参考まで。

noname#25548
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 教科書も昔に比べると随分改良されているんですね。

noname#118466
noname#118466
回答No.9

No2です。補足します。 >日本語しか分らない13歳の視点で見直す必要があるでしょうとは具体的にどうすればいいんでしょうか? 中学英語の教授法(教科書)に以前から批判が多いことはよく承知しています。しかし、これらの批判は初めて自国語とまったく言語構造の異なる英語を13歳の中学生に教えることと(第一段階)、その中学生がやがて社会人になって使える役にたつ英語(第二段階)を一緒にして議論している面があります。第2段階については私自身の経験からも多くの批判と同じ立場に立つものです。中学で習う基礎英語から次への発展は中学3年以降ではないかと思いますが、残念ながら 日本独特の入試英語対策に追われて、現地で使える英語から遊離して いつも批判される日本式英語になってしまっていると考えます。 第一段階の英語を語るとき、現地では幼児でも日本の中学生以上の語彙を知っているとか、アメリカではスペイン語やフランス語をこのように教えるという意見(一例)は日本の中学一年生にはあまり参考にならないと思います。言語構造の異なる日本の中学生には限定した 語彙と文法で教えざるを得ないでしょう。初級終了後の発展に問題が 多いことは認めます。 なお、質問の趣旨は、「英語の苦手な社会人が中学英語を復習したいがいろいろ問題があるやに聞いている」と理解したので、心配するほど問題はないので復習には役立つでしょうという立場で回答しました。しかし、皆さんへのお礼を読むうちに趣旨を誤解していたことが判明しましたので私の回答はこれで終了したいと思います。

noname#25548
質問者

お礼

再度回答ありがとうございます。 いや、martinbuhoさんはいつも良識的な回答をされていますよ。

noname#47281
noname#47281
回答No.7

中学校の英語の教科書は極めて体系的に編纂されています。習っていない文法を含む構文は一切出さない徹底ぶりです。....文法的に解析できない文は和訳できず、従って理解できないという強迫観念に捕らわれているのでしょかね。しかし、習った文法の範囲内で出来るだけ長文にも慣れさせようと涙ぐましい努力をしていますね。その結果、不自然な箇所もありますが、むしろ、たどたどしいというか、貧弱な感じもしますね。 1つは関係代名詞の回避です。関係代名詞が出てくるのは中学3年生くらいですが、それまで、ネーティブなら小さな子供も関係代名詞を使うであろうというような状況でも、一々文を区切って heやsheで繋ぎます。 2つ目は 語彙の絞込みです。これは限られた時間内で いたずらに単語の生徒を沢山覚えさせるよりも とにかく重要な単語を確実にものにさせようとする配慮からでしょうか。starving, fascinating,tiny,huge などの日常会話でも頻度の高い単語が 中学の英語の教科書ではあまり登場しません。それぞれ very hungry, very interesting, very small, very bigに置き換えられています。その他には動詞では preferとかrecognizeも私の外国人学習用の英英辞典には星印が3つも付いて最重要語に位置づけられているのに、中学の英語の教科書にはあまり出てきませんね。あと、和訳しにくい単語は嫌われるようですね。例えば quiteとか。あ、そうだ。そう言えば「愚かな」と意味では 中学の教科書には foolishが必ず出てきますが、むしろ sillyとかstupidのほうがはるかにネーティブには使われます。そうですね、 中学1~3年の教科書で出てくる単語は1000語程度です。でも、ネーティブの6歳児でさえ、3000語は使いこなせます。ですから、中学の英語の教科書に出てくる単語では圧倒的に英会話に必要な単語が足りないということでしょうか。例えば、体の名称ですが、どれだけ英語で言えますか?「目」と「耳」は中学の英語の教科書にも出てきますが、「歯」とか「喉」でさえ、漏れる場合が多いです。 それと、文法だって大事な項目が一部高校に先送りにされています。それは仮定法過去とか分詞構文とかで 日常会話でもよく使われます。1つ例を挙げましょう。 “If I could play the piano, I would tell you all my feelings by changing them into a song!” それと、特に感じるのは日本の英語の教科書はお行儀が良すぎるんですよ。damnは愚か、What a shame(pity)! という表現さえ出てきません。せいぜい Oh my God! がいいところでしょうか? 日本語もそうなんですが、外国人がむやみに使うべきでないものを徹底的に排除していたら、外国人が広く普通に使っている語句も理解できなくなります。 もう1つ忘れてならないのは、和訳の日本語です。「あなた」とか「彼」というのは 私が小学生の頃 日常会話ではあまり使いませんでした。それが、中学で英語を習ってから 頻繁に使うようになりましたが、私は何となく馴染めなかったです。疑問文や否定文などで なぜdoが必要かなんていうのは「これは英語だから」と割り切れても 。「あなた」とか「彼」は馴染めなかったです。そう言えば、中学校の時、英作文で「彼女」を “my girlfriend”と訳したら見事にペケをもらいました。(藁)

noname#25548
質問者

お礼

いつもすばらしい回答ありがとうございます。 私は大学でフランス語を選択しましたが、最初の1年間は短文を中心に文法だけを一通り終えました。英語の場合、中学3年間でさえも 一通りは終えてなくて高校に後回されていますからね。 現在の公立の中学校では英語は週3コマでしたよね。でも、夏休みはあるは、祝日はあるは、その他行事で授業が潰れることを考えたら 実質2コマですよね。 myrtille55さんはフラン人向けの教材で英語を復習されていると存じておりますが、レベル的にはどうなんでしょう?

  • chirubou
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回答No.6

ここで偉そうに回答する程英語がうまい訳ではありませんが。ちょっと気になったので。 「英語を基礎からやり直すには中学の英語の教科書が有効」というのがそもそも間違っているように思います。貴方は日本語をしゃべる時に文法を意識してますか?してませんよね。英語も同じだと思います。 勉強するというよりも英語に浸かるような感じとでもいったらいいのでしょうか。とにかく、聞く、話す、読む、書く、ことを沢山やれば、自然と身に付くのではないでしょうか。日本語だってそうやって覚えましたよね?幼稚園児は文法なんて何も勉強していませんが、皆ちゃんとしゃべれます。 誤った文法でもOK。変な発音でもOK。時制を間違えても大丈夫。だけどミススペルだけはちょっとシビア。なにはともあれ、英語で話をしたい、英語がうまくなりたい、という気持ちが一番大事です。日本人以外の非英語圏の人たちは、これで堂々と英語圏の人と対等に英語でコミュニケーションしています。 英語の基礎をというのであれば、勉強よりもなによりも体験こそが大事だと思います。これに気がついていないことが日本人の英語の悲劇なんだと思います。繰り返しになりますが、はじめに文法ありきではないのです。

noname#25548
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >英語を基礎からやり直すには中学の英語の教科書が有効」というのがそもそも間違っているように思います。 それでは具体的に何を教材に使えばいいでしょうか?

noname#37852
noname#37852
回答No.5

中学生だったのはだいぶ前なので最近のことは分かりませんが、記憶している限りでは、そんなに変な内容はなかったように思います。 もちろん、日常的な会話表現などは足りない部分が多いでしょうけれど。 あと、実際使うにはhad better よりshouldが無難とかそういうのが書いてあればいいけれど、テスト問題としてはそれほど気を遣っていなそうな印象が。 http://www.aichi-gakuin.ac.jp/~makoto/makoto/description/eiken_intensive.html 昔ながらの英語授業のやり方では喋れるようにならないとか、文法や意味の解釈(和訳)ばかり追い求めてしまいがちというのは良くないと思うのですが、教科書の内容自体は、このくらいのレベルだったら http://www113.sakura.ne.jp/~english/ 大問題!ということはないのではないかと思います。 シチュエーションが変で、こんな会話はあんまりしない、というのと、根本的に間違っているのは違うと思うので。。 変な会話場面に違和感を持ち、勉強が続かなくなる可能性はありますが。 自分の場合はわりと気になって引っかかってしまうんです。 初対面でこんな会話しないだろう、とか(笑) でもこれは学校の教科書でなく、市販品で思ったんですけど。 教科書の内容より、もしかしたら教科書の利用方法が問題?という気もします。 文形を覚えて、英文の解釈をして和訳して、テストで正解できるように、というお勉強の仕方。 中学校の本は基本事項確認用に使って、その他に何か教材や素材をプラスすればいいのでは? 会話例文集+CD本とか。日本人とネイティブスピーカーの共著本ならチェックが行き届いているかも(と期待しているんですがどうかな) 実用的かどうか、「背中がかゆい」itchyとかイマイチわからんのです。 まあ、アルクのサイトの辞書で調べればすぐ分かるんですが・・・。 「頭痛がする」「胃が痛い」なら覚えているので、学校でやったのか? 買い物で使う表現なんかは旅行会話集でも見たほうがあります。 レストランでの会話とかも。

noname#25548
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 after_8さんはmartinbuhoさんと並んでスペイン語も得意でしたよね。 英語とスペイン語を付き合わせたりはしませんか?

回答No.4

アメリカに38年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 日本での英語教育に非常に興味と批判的感情を持っているものです。 何億人もの英語を話せない犠牲者を出したのは日本の学生がそうなったのではなく教えられない教師と何を教えたらいいのかを考えない教育委員会が存在するからなのです。 私は最新のNew Crownを日本の人が送ってくれました。 すばらしい中学生の教科書だと思います。 もちろん、This is a pen. I am a boyなんていう表現はありません。 あったらおかしいと言うことに英語の先生はまったく気がつかなかったわけです。 しかし、この表現を使えるような状況を設定してThis is a book.と生徒に言わせようとしています。 I amは名前と一緒に教えています。 つまり、使える状況をしっかり教科書で「絵」を用いて教えているわけです。  後は、先生がどのくらいこの教科書を使って教えることができるか、しゃべれるか(ロールプレイして)、発音ができるか、そして、純粋ともいえる中学生の「自然な疑問」に答えられるか(なぜ、、、、と言うレベルであっても、それをどのようにうまく処理していけるかなど)などですね。 I am a boyでなければI amを教えられないと言うのであれば、結局は、英語を教えられない、と言うこととしか私には、まったくの個人主張であって批判・反論をしているのでは決してありません、感じ取ることができません。 This isにしてもこの表現が良く使われるのは、自分側の人を紹介するときに使いますね。 This is my girlfriend/uncle/dog.などですね。 This is a pen.などと宇宙人に教えるような表現はまず「使わない」わけです。 使わない表現をこれから英語を使えるように教えなくてはならない中学生にどんな意味があるのでしょうか。 I am a boy.にしてもいつ使うでしょうか。 「君女の子?」と聞かれたときに答えるときくらいしか使わないですね。 でも、I am a Japanese, not a Chinese. I am Betty Smithと言うのであればいつか使えるわけです。  New Crownはすばらしいと言いましたが、まだまだ改良の余地は残っているし混乱を引き起こす問題も載っています。 たとえば、I am Tanaka Kumiと言う表現を使っています。 これは、英語は英語環境というものがあると言うことを無視し、日本語の環境で使う姓プラス名の順で英語とごちゃ混ぜにしてしまっているのです。 これじゃ、それを聞いた人は、いつまでたっても、Hi, Tanaka!と挨拶してくるでしょう。 そしていつか、私の名前をTanakaだと思っているんじゃないかい? 私のファーストネームはKumiよ、と言いなおさなくてはならない日がきてしまうことを無視しているわけですね。 英語を話すときは英語環境に基づいた表現方法をはじめからした方がいい、と言う結果になるわけです。 いま、中国では一般人、ビジネスレベルでは英語環境の表現方法に変わってきていますね。 もっともっとあると思いますが、また長くなるので一応ここで終えておきますね。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 

noname#25548
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 日本にもよくできた英語の教科書があったんですね。どれも横並びかと思っていましたが。 >たとえば、I am Tanaka Kumiと言う表現を使っています。 韓国人や中国人は 英語で自己紹介する時も姓と名前をひっくり返しませんよね。アバンギャルドでいいんじゃないですかね。でも、教科書たるもの そうであってはいけないか。

回答No.3

何が実用的かによると思いますが、中学英語の文法に関しては不可避なほど必要だと思います。ボキャブラリーに関しては、全ての単語が役立つかは疑問です。 やはり中学の教科書らしい時事単語は、実践で話す際に必要かどうか判断するのは、ケースバイケースだと思いますし、実際は知っておくと失礼でない程度で使用の頻度は皆無とかあると思いますし、どうでしょう。

noname#25548
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 語彙に関しては中学の範囲ならどれも日常会話では使用頻度は高いと思います。しかし、高校の範囲だと使用頻度の低いものが多いはずです。

noname#118466
noname#118466
回答No.2

中学の教科書がそんなに不自然だとは思いません。欧米語とまったく異なる言語構造をもつ日本語から英語を学ぶにはよく例にあげられる This is a pen, I ma a boyも避けて通れない表現です。 中学の基礎文法を終えたら中級文法へ進み、時事英語や日常会話を勉強すれば済むことです。理想を追えばキリがありません。中学の教科書批判は中級文法を修めた人や欧米人からの日本式英語批判に影響された人、或いは海外居住経験のある人が行っていると思います。日本語しか分らない13歳の視点で見直す必要があるでしょう。  欧米人は文法構造が似ている外国語を勉強する場合、I am a boyも This is a penも必要ありません。最初から日常会話に入ります。 極端な例をあげれば関西弁を習う関東の人が日本語文法を習う必要がないようなものです。

noname#25548
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ごくオーソドックスな考え方ですね。“日本語しか分らない13歳の視点で見直す必要があるでしょう。”とは具体的にどうすればいいんでしょうか?

  • merlionXX
  • ベストアンサー率48% (1930/4007)
回答No.1

I am a boy.

noname#25548
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ご回答の文はネット上では比較的よく使うのではないでしょうか。