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なぜ中国人政治家の名は日本的発音?
お世話になります つまらないことをふと疑問に思いました 韓国・朝鮮に関しては きむじょんなむ とか きむでじゅん とかというようにいわゆる本名的な 発音でニュースなどで表現されていますね きんしょうじつ とか きんだいちゅう とかは呼びませんね(昔はそんな表現していた時期も有り) ところが中国に関しては こきんとう とか おんかほう とか、いわゆる日本読みで発音していますよね なぜ中国風での本名的発音にしていないのでしょうか
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制度的な理由は$2さんご指摘のとおりの取決めがあるがゆえです。 しかし、実質的理由としてそんな取決めがなぜ成り立ちうるかと、日本に中国文字が本来表意文字であり、発音というよりその文字の意義が意味を持つとされているからというべきではないでしょうか? 日本でも漢字という形でそのような表意文字である中国文字が使われている以上、中国文字の発音よりはそれによってあらわされる文字の形象による意義のイメージの伝達が重要という発想に基づき、「胡綿濤」とする表記方法の元で「こきんとう」と呼ばれてもいい、とされているのでしょう。 そもそも発音といえば、中国語には声調というのがあり、「フー」という発音の抑揚次第で別の意味を持つ語になってしまうので、文字なしに理解困難なことがあります。 カラオケを聴かれてみるとよくお判りかと思われますが、文字がわからない発音を聞いても頭が混乱するのみです。逆に、日本人が胡綿濤同志を日本語で「フー」と「呼んであげても」当の中国人民は"Who?"というところでしょう。 この点、韓国やベトナムでは、文字は表意文字でなく表音文字を用いているので、発音が決定的に重要だから発音ベースで正確な呼称を日本人も使うべき、という発想になるのでしょう。金大中をキム・デジュンといわずキム・デソといった場合、「金大小」の間違いだから「中」の字を「小」の字に直せといってくるのが中国語的な発想で、「ソ」(so)を「ジュン」(jung)という発音に直せというのが韓国語的な発想でしょう。 この例では、中国語においては、「ソ」(ないしは「小」)と間違われたことが問題である局面では、「ジュン」(jung)であるべきというより「中」であるべきことが問題で発音はその文字を区別する手段に過ぎないともいえる、と申し上げれば、もっと判りやすいでしょうか。(この傾向は、漢字を完全に廃止したローマ字文字表記が定着化したベトナムではさらに顕著に現れます。)
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- baronmori
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アメリカ人がバッハのことをバックというのと同じです。 西洋ではアルファベットという文字を共有していますので、その文字に基づいて自国の発音で表現します。 日本と中国は漢字という文字を共有しているので、それぞれの発音方法で表現するのは当然のことです。 文字を共有しない日本と欧州ですと、聞いたままも発音に頼る面が、特に昔は多かったので、チャールズがシャルルになったりカールやカルロスになったりします。 韓国はハングルに頼っており、もう既に漢字を使用する国ではなくなっています。 日本にはカタカナがあるのでまだいいですが、漢字しかない中国に日本式発音を求めるのはイジメに他なりません。お互いに、中国は中国式発音、日本は日本式発音でやりましょうという相互の約束事です。 中国人にとって小泉純一郎をコイズミジュンイチロウと読ませるのは大変なことですよ。 アーノルドシュワルツェネッガーなんてのはほとんど嫌がらせですよ、中国人にとっては。
お礼
ありがとうございます 中国にはカタカナにあたる文字が ないというのが大きな理由なのでしょうね
- SST4
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1972年の田中角栄総理と周恩来総理によるお互いの国での表記を尊重するという人名表記に関する政府間取り決めがあるからです。 ただし朝日なんかは胡錦涛(フー・チンタオ)国家主席と現地音読みをするようになりました。 http://www.asahi.com/international/update/1026/014.html ちなみに韓国とは同じように1985年に取り決めがあります。
お礼
ありがとうございます 取り決めがあったわけですね
というか”韓国(朝鮮)が特別”なんです。 原則的に外国人はすべて”日本語的発音”です。 ブッシュさんとかだってネイティブな人からみたら・・・みたいなかんじらしいです。 で、韓国(朝鮮)なんですがこちらは国家間の取り決めで”お互い現地発音にする”と定められたからです。 ですので逆に”韓国でも安倍さんは「アベ」”と発音しています。
お礼
ありがとうございます 取り決めがあったわけですね
お礼
ありがとうございます よく理解できました