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フランス語で補語人称代名詞を2つ並べる場合の語順について
フランス語で補語人称代名詞を2つ並べる場合の語順は、間接補語が1人称又は2人称の場合は間接補語・直接補語の順、間接補語が3人称の場合は直接補語・間接補語の順ということのようなのですが、その説明の前提として、「直接補語は常に3人称」とありますが、なぜなのでしょうか?
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疑問を抱くのは、ごもっともです。 言葉は大地から、時間との栄養を吸収して 成長しております。回答は、歴史的産物です。 ご指摘のようにlui,leur が規則の例外となり le lui, les leur との順番です。 現在書かれた文章だけをお読みのなると例外。 十七世紀頃まで、人称に関係なく動詞の前に 直接が間接に先行する順番で記述されて この用法に内、lui,leurが今日までそのまま残滓。 更に、中世まで遡りますと、le lui, le leur, les lui ,les leur 等の場合に、先行する直接が省略されることが普通。 ここらの事例をより詳しくご研究するのであれば ルイ13世にお使えしていた当時の文法学者Vaugelas (1585-1650 )の書籍に目を通すと良いかと思います。
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noname#47281
回答No.1
フランス語の人称代名詞の順序は確かにややこしいですね。 おそらく、3人称だけが直接目的と間接目的で形がちがうからではないでしょうか?
質問者
お礼
ご回答ありがとうございます。 補語人称代名詞を2つ並べる場合は、直接補語は3人称しかなり得ないため、3人称だけが直接補語と間接補語で形が違うというのは、やはりそうなのですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。
補足
ご回答ありがとうございます。