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「門前雀羅の賑わい」とは?質問内容の要約とタイトル生成
- 「門前雀羅の賑わい」という表現の出典や意味について調べましたが、用例が見つからず恥をかいた例として出てくることがあります。しかし、「門前雀羅」を「賑やかな様」と解釈することで理解できる可能性もあります。
- 「門前雀羅の賑わい」という表現は間違っているのかについて質問しています。日本語の用法に詳しい方の解答を求めています。
- 「門前雀羅の賑わい」の意味や出典に関する情報をネットや四字熟語の解説書を調べても見つからず、恥をかいた例として出てくることもあります。恥の具体的な意味についてはわかりませんが、賑わいを強調するために反語として使用された可能性も考えられます。
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いろいろ考えた結果,「門前雀羅の賑わい」という表現も意味と場合によっては可能であるという結論に達しました。 まず,形容詞や動詞を名詞化すると,その「程度」を表すことがあります。 たとえば,「高さ・厚さ・長さ・深さ」などです。ある基準からどの程度離れているかを示すときに使う言葉ですから,何かが「高い・厚い・長い・深い」必要はない。 「わずか0.9ミリの高さ・厚さ・長さ・深さです」 という具合に「低い・薄い・短い・浅い」ことにも使えます。 もちろんこの場合に「低さ・薄さ・短さ・浅さ」とは普通はいいません。 よほど強調するときならともかく。 動詞も同様で, 「弦を張る」に対して「弦の張りがゆるい」 「寿命が延びる」に対して「寿命の伸びが低い」 「食品がもつ」に対して「この食品はもちが悪い」 のように程度を表すことができます。 さて問題は「にぎわう」の名詞形「にぎわい」がこのような程度を表すことができるかどうかです。 「この商店街はにぎわいが少ない」 といえるならば,程度を表すといえるでしょう。(私はいえると思います) もし程度を表せるならば,「門前雀羅の賑わい」も, 「にぎわいの程度はどのくらいかというと,門前に雀羅を張るくらいだ。」 という意味で使えるであろう,というのが結論です。 もちろん,にぎわっている様を表すのに「門前雀羅のにぎわい」といえば,恥ずかしい誤用ということになるでしょう。つまり,意味と場合によっては可能であるということです。
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- toko0503
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「門前雀羅」は、門の前に羅(織物/あみ)を張って ぽつりぽつりとやってくる雀を捕らえることができる (くらい寂れている/賑わってない)さま なので、「門前雀羅の賑わい」はそもそも誤った使い方 ではないでしょうか? ひょっとしたら「門前市をなす」と混同してませんでしょうか? あるいは、ラジオの解説は、それが誤った使い方ですよ、 という解説だったのではないかなぁ。 以下の「恥をかく」サイトでしたら、 「以下にランクされている日本語の使い方は恥をかくので要注意」 事項として挙げてありますよ。 http://www.nagasaki-joshi.ac.jp/~wd1/nihongo/hajikaki.html 参考までに書いてみました
お礼
どうもご回答 有難うございました。
補足
参照URLが私の見たものです。この恥をかくのは「賑わっている」と 誤解したからではないでしょうか?
お礼
実はこのご回答を頂く間に人伝に 古文に詳しい方に尋ねて貰いました そのとき「門前雀羅」と言う言葉についてと きり出したところ 早速出た言葉は「を張る」でも「を設ける」でもなく『「の賑わい」だろ』だったそうです。「よく意味を取り違える」とも言っておられたそうです。貴方様の詳しいご説明 専門外の私にも大変よく理解できました。機会があったら“古い”「四字熟語辞典」で用例を調べてみようと思っています。どうも有難うございました。