武家の座敷

質問

武家の家の座敷らしい特徴って何がありますか？書院がついてたりするとかあると思いますけど。

回答No.1

qpwwwwqp · ベストアンサー

時代によっても違いますが、基本的には書院造だと思います。
床の間、違い棚、付書院、長押（なげし）などがついている和室です。
特に長押が付いているかいないかは重要で、付いていると書院造で正式な部屋（座敷）とみなされます。
床の間や付書院があっても長押がないと書院造り風数奇屋造りとみなされます。（正式な部屋ではなくなります）

書院造（ここでは長押のことには触れてませんが、、）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%B8%E9%99%A2%E9%80%A0
武家造
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E5%AE%B6%E9%80%A0

お礼

長押が重要なんですね、どうもありがとうございました。

回答No.2

Pinhole-09

江戸幕府は職業により階級をつけ、農、工、商と武士を区別するために、庶民のあいだに武家風の床、違棚、付書院をもった書院を作ることを禁止した。　　　さらに長押をうつことも禁じた。　　　書院の意匠は庄屋階級しか許されなかった。
農家や町屋に床、違棚、付書院がつけられるようになったのは、明治維新になってからである。
しかし後年ひそかに、あるいは半ば公然と禁を破るものが現れてきた。　　　末期には豪商の屋敷は武家をしのぐまでになった。
平凡社「城と書院」より。

お礼

やはり制約による差異があったのですね、どうもありがとうございました。