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座敷牢について。
今、障害者の授産施設で働いています。 今度 施設の職員たちで 座敷牢について 勉強することに なりました。 座敷牢とは戦前、精神障害者を 外に出さないために 座敷の中に作られた 隔離された 部屋のことです。 インターネットで調べてみたのですが 個人のブログの名前に使われている事が 多く、いい記事は見つかりませんでした。 出来れば座敷牢の写真など探しています。 よろしくお願いします。
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正式名称は「私宅監置」と言います。 当時としては治しようがなく、(今以て完治ではなく「寛解」なわけですが)、社会防衛的な観点から、「基本的には入院させるんだけど、出来ない時は-健康保険とかがあるわけでないので、入院させ続けるのは結構な負担になる-自宅に収容しておくように」ということで行われていた制度です。 で、グーグル先生のイメージ検索によれば、以下の3点がヒットしました。一番下は動画でかなり重いです。 http://www.aichi-pu.ac.jp/lit/person/aha/ISHIGAKKAI-REIKAI-2003.HTM http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/other/z00013/z0001303.htm http://www.manabi.pref.aichi.jp/kouza/10006486/index_files/Default.htm http://www.manabi.pref.aichi.jp/kouza/10006486/index_files/Default.htm
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- Diogenesis
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#1です。 #3さんがなかなか良い資料を見つけてくださいましたね。 私宅監置室はいわば「合法的座敷牢」であり, その法的根拠となったのが1900年(明治33年)制定の「精神病者監護法」です。 その全文が下記URLにあります。 精神病者監護法 http://www005.upp.so-net.ne.jp/smtm/page2201.htm また写真はありませんが,下記の資料も参考になさってください。 とくに今年100歳になる日本の精神医学界の生きた化石(失礼), 秋元波留夫氏による一文が参考になると思います。 月刊ノーマライゼーション障害者の福祉2000年7月号/特集:精神障害者の現在・過去・未来 http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n228/228002.htm なお,他の回答者も書いてらっしゃいますが, 精神病者監護法とは無関係に非合法の座敷牢は数多く存在していたはずですし, 今の日本にも似たようなものは存在し続けていると考えたほうがいいでしょう。
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- Y_Tammy
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人目につかない奥の部屋に閉じ込めておくという意味でなら、今でもあると思います。 寝たきりのお年寄りが排泄物まみれになって発見された。発見された時には畳と身体が一体化してしまい、畳を切り取って病院に搬送した、、なんて話も同業者から聞きました。 関東の大都市近郷の話です。
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- gbrokk
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島崎藤村の「夜明け前」に幕末の木曾で勤皇の志を唱えた主人公が徳川幕府を憚った親戚一同に座敷牢に閉じ込められる場面があります 戦争前まで地方の旧家などでは家名に疵が付かないように家族の精神異常者を座敷牢に閉じ込めたと聞きます
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- Diogenesis
- ベストアンサー率49% (859/1722)
下記URLに小さいですが写真入りの記事があります。 座敷牢は精神障害者だけを対象とするものではなく, 身体障害者,感染性疾患患者,犯罪者など, 家の恥とされ世間に出すことが憚られる家人を幽閉するものだったはずです。 また家の体面を守るという以外に 当時の精神科病院や監獄の惨状を知る者が 家族を匿う目的で使用した場合もあるでしょう。 座敷牢の形態も,文字通り座敷に牢屋を作る以外に, 敷地内の蔵や納屋を利用するなど,さまざまなものがあったはずです。 ネットや書籍の情報だけでは窺い知れない座敷牢の実態を知るには, 戦前を知る人生の先輩方に直接訊ねてみるのもひとつの方法だと思います。
お礼
ありがとうございました。 お礼が遅れてしまって恐縮です。
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