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熱圏などの気温
よく気象学の教科書などで、 中間圏や熱圏など上層の気温プロファイルの図が 載っていますが、 あれは、一体どうやって得られたのでしょうか? 理論的に求まるのはわかるのですが、 実際に観測などはできるのでしょうかね。 あれほど上層になると、 空気の密度が下がるため、 一概に温度といっても、なかなか定義しにくいと思うのですが… それこそ、宇宙になり、真空状態になると、 温度も何もなくなってしまう気もします。 まさかスペースシャトルに 温度計をつけたわけでは無いと思いますが…
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- Alpinia120
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>あれほど上層になると、 >空気の密度が下がるため、 >一概に温度といっても、なかなか定義しにくいと思うのですが… この部分について参考URLがありました。 といいましても#1さんのご紹介されている2番目のURLの枝サイトですが・・・ スペースシャトルが飛んでいるような高さ400km以上のところでは1000℃ですが、大気の密度が小さく、気温が高くてもエネルギーが小さいので熱としては感じられないと書かれています。だからスペースシャトル自体が熱で痛むこともなく船外活動を行うこともできているとも書かれています。さらに、このサイトによると「気温は大気を構成している原子・分子の速さで決まり」と定義されており、「熱圏では猛烈な速さで原子・分子が動き回っているが、その数が少ないのでエネルギー的には小さいわけである。」と解説されています。 このような特殊な状態での温度と人間が感じる「熱さ」の関係って何なんだろうと疑問を感じてしまいます。 回答にはなっておりませんが参考として頂ければ幸いです。 測定についてはスペースシャトルが船外活動を行うぐらいですから、そのときに温度測定ぐらいは行っているかもしれませんね。
- ht1914
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#1の参考URLは質問されている内容と合っていないと思います。 ロケットを飛ばして上空で測るとしてもその原理を知りたいという質問です。 >あれほど上層になると、 空気の密度が下がるため、 一概に温度といっても、なかなか定義しにくいと思うのですが… それこそ、宇宙になり、真空状態になると、 温度も何もなくなってしまう気もします。
宇宙はスペースシャトルが飛ぶ程度の高度ではまだまだ真空とはいえず、「もし自由落下していなければいつかは空気抵抗で機体が止まってしまう」といった程度の薄い空気があります。 大気が完全になくなるのは高度1000キロ以上といわれていますが、それ以上の高度であってもうすーーーーーい水素の大気で満たされており、ひまわりはその水素の温度などで地上の温度を測っています。
- tmsn4dp
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こんにちは。 観測はロケットに観測計器を掲載し、上空で放出し計測しています。 下記のURLを参照して下さい。 http://www.ted.isas.ac.jp/~shimo/chaff.html 観測によって得られた結果は、下記URLを参照して下さい。 http://www.s-yamaga.jp/nanimono/taikitoumi/taikinokouzo.htm の第二部-3- 大気と海の科学をご覧下さい。
お礼
皆様情報ありがとうございます。 そうなんですよね、空気の密度が下がってくると、 もはや「熱さ」ではなくて、エネルギーの問題になってくるんですよね。 それは、例えば、蛍光灯の中が、実は一万度(!)という話と 同じだと思うんです。(プラズマの話ですが) ただ、やはりわからないのは、 例えば教えてくださったWebページなどでは、熱圏の温度は うなぎのぼりですよね。 >>『高さ400km以上では1000℃にもなっている』 仮に1000度だとして… 一方、「宇宙」「温度」などで検索すると、 「3度」などという答えが出てきてます。 すると、上がって行って…再び下がっていくんでしょうかね… 謎は深まるばかりです…