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消費税って、どんな風にして納めているのでしょうか?
一般消費者の、「消費税」について素朴な疑問です。 ■(1):(例)近所のお菓子屋、パン屋などの小さな店のおじさんやおばさんも、消費税を納めているのでしょうか? ■(2):納めているなら、どのようにして、納めるのでしょうか?税務署から、他の税金とは別に、消費税の請求をされるのでしょうか? ※特に、(2)について分かりやすくお応えいただければ嬉しく思います。 ちょっと、疑問に思ったもので、よろしくお願いします。
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消費税は、付加価値税です。 700円で仕入れて1,000円で売った場合、付加価値300円の5%(15円)が納税額です。 払った消費税と、受け取った消費税の差額になります。 仕入れるときに735円を支払い、売った時に1,050円を受け取り、差額15円が納税額です。 消費税に限らずですが、税金は申告です。 請求されるのではなく、自ら計算して申告して納税します。(個人も同じです) 申告書を提出し、税務署に置いてある専用の納付書を使って銀行で納付します。 免税点があるので売上高が小さい事業者は免税になります。 ただしこれは仕入の消費税も払わなくていいという意味ではありません。 仮に粗利30%・利益率10%で商売しているとして、 仕入700円(735円)・経費200円(210円)・売上1,000円(1,050円)だったとします。 この場合、納付すべき消費税は、50-(35+10)=5円です。 (利益100円の5%=5円と同じ) よく「免税業者が消費税を載せているのはいかがなものか」などという話になりますが、 仮にここで1,000円で売ると、消費者が負担すべき45円を事業者が負担することになり、利益が大幅に低下します(この場合約半分に)。 1,045円で売るといいのですが、「1,045円(本体1,000円)?」ということになり、わずらわしいですし、また原価がバレて商売になじみません。 そこで1,050円で販売します。 (会計上の経費には、消費税対象ではない人件費などがありますが消費税の計算からは除外します) 赤字の会社は、逆になることもあります。 仕入・経費が1,000円で、売上高が700円しかない場合などです。 その場合は、50円-35円=▲15円で、マイナスになります。 計算の結果、受け取った消費税よりも支払った消費税が多い場合は、税務署に還付請求をすることができます。 大きい会社や個人商店でも、経費をばんばん使って赤字になった場合は、消費税は取り戻します。 この場合は、▲15で申告書を書いて申告します(マイナスのときはなにも納付しない)。 しばらくすると、税務署から15円が銀行振込されます。
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- namnam6838
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間違えました。 |その場合は、50円-35円=▲15円で、マイナスになります。 ↓ その場合は、35円-50円=▲15円で、マイナスになります。 すみません。
お礼
いえ、いえ、ご丁寧にありがとうございました。
- furu-tu2003
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1、については http://www.taxanser.nta.go.jp/6501.htm 2、については http://www.kantoshinetsu.nta.go.jp/category/kurashi/annai/houko/shyohi.htm をごらんください
お礼
すべて熟読はしていませんが、大体のことは分かりました。自分でもサイトを探したのですが、見つかりませんでした。 本当にありがとうございました。
お礼
税金はすべて申告制なのですね。無知なもので勉強になりました。 具体的な説明、本当に、本当にありがとうございました。