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文構造がわかりません。
大学受験の参考書の例文なのですが、文構造がどうなっているのか、わかりません。誰か、わかる方、お願いいたします。 The astonishing art which all birds display in the construction of their nests, ill-provided as we may suppose them with proper tools, their neatness, their convenience, always make me ashamed of the untindiness of our houses.
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2点だけ書かせていただきます。 (1) 「neatness, convenience の箇所が唐突に名詞が出現してしっくり来なかったのですが、主語の部分 astonishing art を置き換える同格的な名詞と考えてよろしいでしょうか。」 (←回答#1に対する「補足」) ⇒ いわゆる同格ではなく (the) astonishing art、their neatness, their convenienceの3項の「併置」だと考えます。 学校文法では数項目が並んだとき(併置)には最後の項の前に接続詞andを置くように指導されますが、現実の英語ではこの場合のようにandのないものも多いようです。(←『英語語法大事典 第4集』(大修館書店、p.739))このことは文の述語動詞がmakeであることによって示されています。もし、仮に同格と考えると (the) astonishing art = their neatness = their convenience となり、この部分は三人称単数形(makes)になるはずです。 (2) 「as 以下の部分ですが、私は、young as he is 「彼は若いのだが」のような譲歩構文だと思ったのですが、いかがでしょうか。」 (←回答#6に対する「お礼」) ⇒ そのとおりだと考えます。この部分は “We may suppose them ill-provided with proper tools.” のsupposeの目的格補語の ill-provided の部分がこの譲歩構文になって節の始めに繰り上がっていったものでしょう。 supposeはVC構文を VとCの間に ”to be” なしでとることができます。残念ながら『ジーニアス英和辞典』などはこの構文をとりあげていません。しかし、OALD(第7版)は ”formal” と断った上で次の例文を挙げています。 She had supposed him (to be) very rich. I had supposed his wife a younger woman. また、『旺文社レクシス英和辞典』も<+目+(to be)補>として次の例文を挙げています。 I suppose him (to be) about fifty.(彼は50歳ぐらいだろうと思う;口語では(that)節を用いる方がふつう)
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この文ではconvenienceまでが主語になります。先ず、 The astonishing artが中核になり、 which以下の関係節が修飾しています。ill-provided はthe construction of their nestsを後置修飾しています。 as we may suppose themはその ill-providedをさらに修飾していて、 with proper tools, their neatness, their convenienceはThe astonishing artにかかっています。
- amip
- ベストアンサー率53% (69/129)
ill-providedについて、いろいろ考えたのですが、 supposeは基本的にthat節しかとらず(とってもto do構文)、suppose them ill-provided with proper toolsと考えにくく、 ill-provided (as we may suppose) them with properだと考えたのですが、 もしかすると、もともとは ill-provided as we may suppose that they are with proper tools だったのがthat節がなくなり名詞化して ill-provided as we may suppose them with proper tools となったのかもしれません。 文法的に解釈できなくて申し訳ないです。
- amip
- ベストアンサー率53% (69/129)
全体の文構造は the astonishing art(S) make(V) me(O) ashamed(C) となっています。 which all birds---,ill-provided as---,がthe astonishing artにを修飾していて、 さらに、their neatness, their convenienceはthe astonishing artの同格的補足です。 *in the construction of their nests in+~ingで「~する時に」(on+ ~ingは「~すると同時に」)で、in+動詞派生名詞+~ingでも同様。 名詞的直訳は「彼らの巣の建設」だが、このofは目的格なので「彼らの巣を建設する時に」(their=all birds) *ill-provided as we may suppose them with proper tools これは分詞構文が挿入された形。ill-は否定のニュアンスを含む接頭語。provide=「与える」なのでill-provided=「ちゃんと与えられていない」この部分を分かりにくくさせているのはas we may supposeが挿入されているから。as we may supposeは「我々は思うだろう」ill-provided them with proper tools =「適切な道具をちゃんと与えられていない」 *無生物主語+make+O+C ~のせいで(/おかげで)/~すれば *ashamed of A Aを恥じる *the untidiness of our houses untidiness < untidy=「乱雑な」 形容詞派生名詞+of+A =「いかにAが~かということ」 全訳 「全ての鳥が巣を作るときに見せる驚異的な技術、それは適当な道具も与えられていないのにと我々は思うのだが、そういった巣の小奇麗さ、便利さなどを見ると、いつも私は自分達の家がいかに乱雑かと恥じ入ってしまうのだ」
お礼
大変詳しい説明、ありがとうございました。訳も大変格調高く、参考になります。as 以下の部分ですが、私は、young as he is 「彼は若いのだが」のような譲歩構文だと思ったのですが、いかがでしょうか。
- sukinyan
- ベストアンサー率38% (119/313)
はい、同格的な名詞というのが大正解だと思います。
お礼
ご協力ありがとうございました。
- rgeen
- ベストアンサー率0% (0/4)
今の絶対間違ってます! signakさんの解答がパーフェクトだと思います。 まぜくってすみません><
- rgeen
- ベストアンサー率0% (0/4)
初めの1節はよしとして、 まず、"ill-provided as~"が"~しないように用意された"という訳で、これがsupposeの後の"かれらがtool以下のものを持っている"という内容を打ち消しているんだと思います。ここまでがこの文の主部です。 そして、その後に来る節はそのまま訳せばオッケーです。 だから1文通しての訳は、「全ての鳥が巣という建造物の中で誇示行動を行っている、それらが清潔さ、便利さという好ましいものを持っていると考えないように用意された、その驚くべきアートは、我々にその家におけるuntindinessを恥ずかしいと思わせる。」って感じですかね。 displayの訳はこれで良いか自身なしです。鳥がする求愛行動みたいなものの事かと思って。untindinessの訳も分かんないです。 私も勉強中なので、お役に立てるか分かりませんが^^
- 奈加武良 可春之計(@signak)
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我々から見れば粗末な材料にもかかわらず、すべての鳥がおあつらえの道具を使って巣を作るのに示す驚くべき技術、また、その巣の整然さ、便利さを見るにつけ、私はいつも我々の家屋の粗雑さが恥ずかしくなる。 the astonishing art,their neatness,their convenienceの3つが並列的にmakeの主語になっているように思います。
お礼
訳までつけていただいて、どうもありがとうございました。大変すばらしい訳だと思います。
- sukinyan
- ベストアンサー率38% (119/313)
The astonishing artが主語ですね。このartの説明として、all birdsが巣作りの際に示すもので、しかも鳥達は適切な道具一つ与えられていないのにと思ってしまいますが、と説明が追加され、それから主語を具体的に言い換えてneatness, convenienceと説明して、最後に、動詞make、目的語me、恥ずかしく思う内容の説明と続いております。下手な説明で申し訳ありません。せめて少しでもお役に立てれば幸甚です。
補足
sukinyan さん、ありがとうございます。neatness, convenience の箇所が唐突に名詞が出現してしっくり来なかったのですが、主語の部分 astonishing art を置き換える同格的な名詞と考えてよろしいでしょうか。
お礼
細かい点まで、教えていただいて、どうもありがとうございます。主語の併置の箇所など、大変参考になりました。