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中学レベルの文学小説のおすすめ
高校を1年の1学期で中退し、現在は20代後半の友人から、自分は教養がないから語彙を増やすためにもいい本を教えて欲しいと言われました。 彼女と話していると、例えば「"春眠暁を覚えず"とはよく言ったもんだね」「春眠?暁?」と言った感じです。 私が昔読んでいた「我輩は猫である」を引っ張り出してきましたが結構難しくて、夏目漱石は無理かなぁ。。と思っています。太宰治の斜陽を薦めようかと思っていますが、そのくらいのレベルで読んでいても面白いと思えるような本のお勧めありますでしょうか? できれば教養を深めたいとの本人の希望により、文学作品がいいのですが。できるだけ多くの本を読んで行きたいそうです。 よろしくお願いします。
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まずはとにかく短くて簡潔な文体で書かれたものがよいのでは。 井伏鱒二の『山椒魚』や芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を 薦めます。 蜘蛛の糸は以下のサイトでも閲覧できます。 著作権切れの文学作品を無料公開しているサイトです。 他の作品もたくさん有ります。 http://www.aozora.gr.jp/ それから、新聞の社説を読むというのもアリじゃないでしょうか。社会的な知識も身に付きますし。
- 参考URL:
- http://www.aozora.gr.jp/
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- takomari
- ベストアンサー率36% (1618/4451)
ダイソーの文学シリーズはどうですか? 夏目漱石や太宰治もありますが、宮沢賢治などもあります。 解説や注釈が細かくついているので、わかりやすいと思います。実生活(スピーチとか)に役立てるためのヒントなども載ってます。 ダメだー。と思っても、100円ですから… http://www.daiso-syuppan.com/product/02_product-04.html
お礼
ダイソーで小説売っているとは初耳です。今度見に行ってみます。ありがとうございました。
- poosan0011
- ベストアンサー率22% (44/200)
いわゆる文学作品などを読むよりも、池波正太郎の小説を読む方がよっぽど人間としてためになると思います。文学作品から入ると絶対つまらなくて嫌になります。まず貴方が読んで面白かった本から薦めて活字に親しむようにしてあげてください。そうすれば自分で面白い本を探せると思います。 文庫本で出ている本には必ず何か得るところがあると思います。 まずは興味を持てる本から。
お礼
ご回答ありがとうございました。私もまた読書復活させようと思います。
- SNAIL
- ベストアンサー率37% (283/751)
こんにちは 語彙を増やしたいという前向きさがあるので、短編を読むことに慣れてくれば徐々に中・長編にも興味が湧いてくるでしょう。 まずは面白く読めるところから手をつけたほうが良いと思います。 例えば、宮澤賢治の作品から攻めてみるとか。 漢語を多く使っていますが短編もある中島敦の作品を読んでみるとか。 どんなのがあったかな?とあまり覚えていないものもありますが、中学国語の教科書にあるような作品からが良いですよね。 掲載されているのは短編か、あるいは長編の抜粋ですから、改めて全編を読むと新鮮でしょう。 少しでも記憶に残っていれば、「あのときの」と思えて馴染みも早いです。
お礼
偶然にも今度中島敦の演劇を見に行くので原作を引っ張り出したくなりました。アドバイスありがとうございました。
教養を深めたいとの本人の希望により、文学作品がとありますが、興味があるかないかで、読み続けられないことあると思うのですが。 短編から如何でしょうか。志賀直哉の小僧の神様・菊池寛の父帰る・有島武雄の一房のぶどう・国木田独歩の春の鳥・作品の中に人として大切なことが、かかれています。最近見つけたある大学の先生のホームページ参考にしてみませんか。金融も歴史も文学も何でもありの自由な随筆でもないのですが、抜粋して本を探して読んでみたくなるようなことも嫌いな漢文すら調べてみたくなるようなこともありましたよ。 自分は教養がないから語彙を・・・ですけど教養と関係なく人柄に惹かれてるかもしれませんよ。彼女に教えを請うのも良いと思います。彼女の人柄もわかると思いますから。
お礼
ご回答ありがとうございました。チェックしてみます。
- n34156
- ベストアンサー率15% (53/352)
自分の読書経験から数冊をご紹介します。 三田まさひろ「いちご同盟」 芥川龍之介「蜘蛛の糸」 星新一「ちぐはぐな部品」 太宰治「ヴィヨンの妻」 向田邦子「大根の月」 あえて、様々な分野を選んだつもりです。
お礼
読んだことないものもありますので、私も読んでみます。ご回答ありがとうございました。
漱石の作品は結構奥が深くて、わたくしなどは何度か読んではじめて「ははー、そういうことかあ」とやっと理解できるぐらいのものです。 「春眠?暁?」レベルともなるとなかなか難しいですが、それだったら最初にお勧めしたいのは竹山道夫著の「ビルマの竪琴」でしょうね。とても読みやすいですしとても感動しますよ。ただし、戦争の無意味さといったものまでが彼女に分るかなあ。分って欲しいと思いながらお勧めします。 あとは、マージョリー・キナン・ローリングズ夫人が書いた小説で映画にもなった「小鹿物語」でしょうか。 アメリカのフロリダの湿地帯に住む貧しい家庭とその一人息子の少年、あることから飼うことになった小鹿と彼との触れあい、そして悲しい別れ、それによって少年は一段と成長することにといったストーリー。全体に読みやすいし、ストーリーもカラフルで暖かくて、ことに女性の方にはお勧めしたい作品です。
お礼
挙げていただいた本は両方読んだことないので、まず私が読んでみます。ご回答ありがとうございました。漱石さんはやっぱりもう少し後ですね。
そのものずばり「中学生はこれを読め!」というキャンペーンが話題になっています。 もともとは北海道のある書店が単独で始めたものですが、 今は北海道全体に広まり、全国的にも話題になっています。 参考URLにその本のリスト500冊分があります。 「中学生レベルで読めて、しかも面白い本」をお探しなら、 最適ではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございました。参考にさせていただきます。
お礼
短くて簡潔。。。お勧めの2冊、いいかもです!著作権切れの作品を公開しているサイトがあるんですね。いいこと知りました。ありがとうございました。