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ロシアは火葬もある?
ロシア人はロシア正教ですよね?火葬はしないと思っていたんですが、フォン・ブラウンの番組で、ソ連側のロケット開発主導者コロリョフが死んだとき灰が英雄を讃えるためクレムリンに飾られてたとナレーションで言っていました。ということは、火葬もするんですか?ドイツではカール大帝が、火葬したら死後甦られなくなるから禁止されたそうです。ロシアはどうですか?
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ユダヤ教、イスラム教、ロシア正教を含むキリスト教などでは「最後の審判」による死者復活の考え方があるので、火葬を行う習慣がありません。 #1さんがすでに述べられているように、ソ連時代には宗教が否定され、教会は取り壊されたり、教会の備品が売り払われたりしました。もともとロシア正教受容後のロシアにおいては火葬はしていませんでしたが、1927年にロシア正教のドンスコイ修道院で最初の火葬場が開かれ、1920年代からは人口110000人を超える都市では火葬場設置が義務となりました。 ロシアにはロシア正教徒が多いため、基本的には火葬はしません。従ってソ連時代に火葬場の設置が義務付けられた土地以外は土葬が主流です。 ソ連崩壊後も特に火葬は禁止されていませんし、ロシア正教会によって火葬が禁じられているわけでもありません。1994年にロシア正教会が火葬を認めてからは、火葬に関する論争もおさまっています。「火葬にして灰になった人は復活できないというなら、火刑にされたキリスト教の聖人は復活しないというのか?」という立場から、教義的には矛盾しないのだそうです。 ロシア以外のキリスト教徒が多い国でも、大都市では土地がないとか衛生的な理由から火葬を認めているところは多くあります。上記の理由によって、信仰上も火葬を認められ、安んじて火葬を行えるというわけです。
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- nabayosh
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確かにロシア正教は火葬を禁止している宗教です。 しかし、ソ連時代はロシア正教は弾圧されていました。なぜ弾圧されていたかを簡単にいえば、社会主義では宗教が否定されていたからです。 そういった事情で、ソ連では火葬が奨励されていたとか。
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