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ダヴィンチコードの主人公の名前、変とは思いませんか?
ダヴィンチコードを読んだのですが、主人公の名前は Robert Langdon、原作でも映画でもその日本語訳は 「ロバート・ラングドン」 でした。 これって発音どおりだと 「ロバート・ランドン」 の方が正しいのではないでしょうか? 正しいとするのは言い過ぎだとすれば、「より原音に近い」 と言えるように思います。 考えれば、日本では 「ng」 の訳がどうも一定していないように思います。 たとえば Washington はワシントン Hong Kong はホンコン 「g」 の発音は無視していますよね。 その逆に King Kong はキングコング Swimming はスイミング 「g」 はしっかりと 「グ」 と訳しています。 どうしてこんな差ができるのでしょうか? もしかして Washington の場合は 「g」 の後に 「ton」 が続くので、「g」 の発音は無視している? それだったら、主人公の Langdon も don が続くから 「ランドン」 と訳するのが正しくなりますよね? 何か変ですよね?
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よく似た質問がありました。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2290881 学術的表記(辞書や文法書)を除いて、ng の表記は統一がありませんが、これは一言で言って最初に書いた者勝ちのようなものです。そしてそれが定着してしまえば、改めて統一するのも難しくなります。king, swimming を今さら「キン、スイミン」とすると何となく間抜けな(全然言語学的理由ではありません)感じがすると思う人が多いのではないのではないでしょうか。日本語としては比較的新しい big bang は、今までの習慣からすると「ビッグバング」となりそうですが、「ビッグバン」という表記が普通です。 Langdon については、最初に訳した人が「ラングドン」と書いてしまったのが理由としか言い様がありませんが、Langdon と Landon を発音し比べてみると明らかに違いがあり、Langdon は「ラングドン」の「グ」がはっきり聞こえることはないものの、「ランドン」とは異なり、「ン」と「ド」の間にかすかに「グ」のような鼻に抜ける音が聞こえます。
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- jayoosan
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すいません。Washingtonは真ん中にngがありました。 別の単語を想像してました笑
お礼
了解しました。
- jayoosan
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日本語のカタカナと英語のつづりだけで2者択一的に「何が正しい?」と判断しても、あまり意味も説得力もない気がします。 言葉はその語の音(耳に聞こえる音)や翻訳された時代背景をふくんでいることもあります。 実際の英語での音はどうなっていますか? Hongkongのつづりは、もともと中国語にあるangの音と現地でのつづりの影響もあります。 washintongは、「ワシングトン」でいけないのかと疑問におもうのは、つづりだけで考えている人だけでしょう。なぜなら真ん中にはグの音がないからです(ローカルの人のアクセントは除く)。しかし末尾には、発音記号にもng(←ここでは打てないので、発音記号をみてください)があります。 アクアラングや肺のLではじまりgで終わるのはどうでしょう。 これも見てみてください。
お礼
有難うございました。考えれば日本語に 「ng」 の発音が無いのが大きな原因かなと思いました。英語を母国語とする人は当然 n と ng の区別があると思いますが、日本語に訳する時、どうしても 「グ」 を入れないと、元のスペリングが n なのか ng なのか分からなく可能性があるので、「グ」 という文字を入れるようになったのではと思いました。 でも、たとえば swimming でも実際外国人の発音を聞くと 「ス・イ・ミ・ン・グ」 ではなく、ちらかと言えば 「スイミン」 に近いんですよね。 日本語にない発音を表記する時って本当に難しいですね。
そのときの状況次第で、訳者が判断してるんじゃないでしょうか。 こういうのは統一性を持たせることが必ずしも正しいわけではありません。 たとえば、「ワシングトン」じゃ発音しずらいし、「キンコン」では迫力がありません。 ですが、おそらく「ワシントン」がなぜ「ワシングトン」ではいけないのかについては、疑問を持つ人がおそらく増えているはずです。 なぜなら、今の日本は英語教育の発達によって、英語原音に近い発音が苦にならない人も増えてきたからです。
お礼
有難うございました。人名などの固有名詞の訳は、訳者が個別に判断しているんですねえ。 もちろん、ジョージとかスミスなど一般的なものは昔のまま踏襲しているでしょうが、Langdon のような場合は訳者が判断して 「ラングドン」 にしたのでしょうね。
お礼
有難うございました。やはり日本語に ng の発音がない事が原因のようですね。 Thank you を 「サンキュー」 と発音しても今の日本人は全く違和感はないと思いますが、これと同じように、明治(?)の頃に最初に翻訳した人が、ng も n も全て 「ン」 と訳していれば事態は大きく異なっていたでしょうね。