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ロータリーエバポレータによる濃縮・乾固後の再溶解法について

植物試料(生試料または凍結乾燥試料)を80%メタノール10倍量にて抽出処理後、濾過した通過液をロータリエバポレータにて濃縮・乾固し、乾固した粗抽出物の重量を測定後、少量(抽出に用いた1/10~1/20量)の80%メタノールに再溶解し分析に用いる、という手順で作業を進めているのですが、乾固させた粗抽出物を効率よく溶解する方法はないでしょうか? どうしてもナスフラスコ上部の内壁面に不溶性の粘着質あるいは固形物が残ってしまい、これは手法上仕方がないものなのか、自分の抽出・濃縮処理がまずいのか判断できません。

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  • Bubuca
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回答No.1

こんにちは 気長にスパーテルで溶媒をかけながら欠き落とすという方法もあります。 手間をかけない方法として、ロータリーエバポレーターにつけて、回転しな がら温めてやれば、蒸気がナスフラスコの首あたりに結露して洗い落として くれますよ。 最後は溶媒で軽く洗い落とせば大丈夫です。 濃縮はしないので、減圧はしたらだめです。 減圧してませんから、回転中にナスフラスコが外れて落ちないように注意し ましょう。 わたしはいろいろな物を溶解するときにエバポレーターを使います。 特にスターラーバーやスパーテルなどを中に入れたくない場合に有効です。 使える現象や道具はなんでも利用しましょう。

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質問者

お礼

回答どうもありがとうございます。 アドバイスにあります、気長にスパーテルで掻き落とす方法を使っていましたがどうしてもロスが多いように思えたので質問させていただきました。処理法として間違っていなかったようですのでちょっと安心できました。 エバポレータで温めながら処理する方法は非常に参考になります。 1台、ポンプの不調で遊んでいるエバポレータがありますので、試してみようと思います。