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ガラス中にSi量の定量(アルカリ溶融法)
ガラス中のSi量を定量することになりました。 指示の内容では、ガラスをアルカリ溶融法により溶液化し、その後、Siを重量法で定量するとのことです。 アルカリ溶融法自体は理解しているのですが、それを溶液化し、さらにSiを重量法で定量するプロセスが分かりません。 自分が考えたのは、アルカリ溶融した試料を何らかの溶媒(酸等)に溶解し、さらにSiを沈殿させる物質を加えて濾過し、残留物を乾固させ、重量を測定するプロセスです。 上記のプロセスで正しい場合、 (1)アルカリ溶融後に加える溶媒 (2)Siを沈殿させる物質 を知りたいです。 根本的に間違っている場合を含め、参考となる書籍、Webでも結構ですので、ご存知の方いましたらお願い致します。
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noname#160321
回答No.1
アルカリ溶融法についてはURL: http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsac/bunseki/pdf/kaisetsu200202.pdf を見て下さい。ただし普通はケイ酸化合物は金属ケイ酸塩と考えてアルカリ溶融し金属側を定量します。 ケイ素は原子吸光法により定量出来ないため、モリブデン法で定量するのが一般的ですが、参照URL: http://www.biol.tsukuba.ac.jp/tjb/Vol4No1/TJB200501200100756.html 定量法のURLは下に添付しました。 ケイ酸(SiO2)が主成分であるガラスを定量して果たして100%を超えない値が出るかどうか非常に疑わしいです。ケイ酸の溶液を超希釈するために、測定誤差が物質収支を超えるかも知れません。