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吉原と岡場所
江戸時代の吉原と岡場所の差異を女にかんして言うと吉原は若くて岡場所はちょっと年増って言う感じになるのですかね?
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「岡」という言葉には、「局外の立場=本物ではない、素人の」という意味があります。 "名詞の上に付いて、複合語をつくり)かたわら、局外からの見方や立場のものである意を表す。「―目」「―ぼれ」「―焼き」"(大辞泉) 岡っ引きなんていうのも、その一例です。 で、吉原は幕府公認の場所だったわけですが、それに対して岡場所は非公認の場所だったということです。そこにいる女性の年齢云々では無いと思いますよ。
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「吉原」は唯一の幕府公認の色町で、江戸吉原町のこと。 花魁を頂点に、禿と呼ばれる見習いの少女まで、徹底したヒエラルキー(階層社会)と厳格な作法が色々ありました。 客はたとえ将軍であっても吉原の門の中では作法に従わなくてはならないし、身分の高い遊女になると大変お金がかかるものでした。 いわば江戸の色町の最高峰ですから、商品価値の高い若い遊女が集まるのは当然だったのですが、実際には「若いだけで品格や芸の才能のない遊女は吉原では商品にならない」とされたそうです。 対して「岡場所」は、吉原以外の、モグリの私娼窟の総称です。いつ当局の手が入るかわかりませんから、大っぴらには商売できません。 そのため遊興も全体に安くて気安く、いわば庶民向けの色町でした。 ちなみに岡場所の「岡」は=局外という意味。 色町で「岡」がつく場所、つまり吉原以外の色町、という意味になります。 また、土地よって岡場所も色々です。 寺の門前町にある岡場所には坊主客が多く、職人町では大工、深川は木場の番頭や米間屋の手代などが常客といった具合に、客層によって値段や内容も違っていたわけです。 http://www.tilolu.com/yoshiwara/yoshiwara-11.htm
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参考資料ありがとうございます。
- HANANOKEIJ
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こんにちは、mersessさん。 学術的にお調べでしたら、教育社歴史新書に「吉原」があった記憶があります。 時代小説で、隆慶一郎氏の「吉原御免状」続編「かくれさと苦界行」などを読まれると、吉原と岡場所の政治的な駆け引きがわかると思います。
お礼
参考資料ありがとうございます。
- 久保 泰臣(@omi3_)
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合法と非合法ですね。
お礼
ありがとうございます。
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岡は接頭語ですか、ありがとうございます。