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無条件降伏
日本の無条件降伏と日本軍の無条件降伏の違いをおしえてください。
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無条件降伏というのがあるのは条件付き降伏があるからです。 例えば籠城した都市や要塞は引き渡すが、軍隊は武装したまま撤退するという条件付き降伏など数多くあります。 無条件降伏はなんの条件もなく、保留もない降伏です。 その後の処遇は相手任せになります。 従ってまず戦闘を行ってきた軍隊の完全武装解除が必要になるわけです。 国家と軍隊を別に取り扱う事は近代戦争ではありません。 完全に同じ意味です。 文章にする時厳密に誤解を生じないように表現するだけです。
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- pbf
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おそらく私ごときよりよほど歴史に詳しい方だと推察いたしますが、少々心当たりのあるエピソードについて書かせていただきます。 ご承知の通りポツダム宣言では「日本軍の無条件降伏」を謳っているわけですね。昭和20年9月2日、日本はミズーリー号で降伏文書に調印します。しかしホッとしたのもつかの間、その日も午後になると米軍総司令部は以下のような大統領指令を布告してきました。(俗にいう「赤紙」) 1.米軍総司令部は日本全土を占領して徹底的に軍政を敷くこと 2.米軍は一切の裁判権を掌握すること 3.日本の鉄道、運輸、放送、その他の重要機関はすべて米軍において管理すること これを読んだ日本政府は震えあがります。話がぜんぜん違うぞ、これでは「日本の無条件降伏」ではないか。 なにしろポツダム宣言では、日本軍を解体し、平和を愛する責任のある政府を樹立すれば、占領軍は撤収することになっていると日本側は考えていたのですから。 そこでGHQに対し、重光葵(まもる)外相、あるいは終戦連絡機関の鎌田栓一中将が必死の交渉にあたり、どうにかこの布告を白紙にすることに成功しています。 しかし結果として日本は手も足ももがれ、憲法もGHQの意向に沿うかたちで作らされたわけですから、日本の敗戦が「日本の無条件降伏」だったと、日本国民にとらえられているのも無理ないかもしれません。 私の浅薄な知識ではうまく説明できませんでしたが、「日本軍の無条件降伏」と「日本の無条件降伏」の違いとは、このような経緯で生じたのではないでしょうか。
- fivetec
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日本はポツダム宣言を受諾して降伏したのですが、実質的に無条件に等しい表現で起草されたので「日本は無条件降伏したのだから・・仕方ない」この言葉だけが流行し、その当時から現在に至るまで「無条件降伏」このが使用されてきました。 また敗戦当時は「日本国軍隊の無条件降伏」など学校、ラジオ、新聞などで言及したり記事に出来る状況でなかったのも事実です。 実際には、ポツダム宣言の13条、原文で「吾等ハ日本國政府ガ直ニ全日本國軍隊ノ無條件降伏ヲ宣言シ・・・」このように「日本軍の無條件降伏」だったのですが、もし「日本の無条件降伏」であれば軍隊だけでなく天皇、政府、国民、日本の領土のすべてが連合国側の施策に黙って従わなければなりませんでした。
本当に曖昧です。多分当たってないかもしれないのでご参考までにしてください。 日本の無条件降伏は何でも聞くけど常識を上回る行為は受け入れられない(例えば奴隷とか虐待とかだと思います)当時の常識は今ほどではないと思いますけどすでに虐待とか奴隷とかそういうのは受け入れられない状況だったと思います。 日本軍の無条件降伏は軍人なため何でも聞くってとこですか 常識などは関係なくです。ですから日本軍のシベリアでの強制労働や戦犯裁判の存在があったんだと思います。その当時の日本の一般人が海外で強制労働させられたのは無かったと思います。これが違いですか・・・。昔は覚えてたんですが昔のことなのでうろ覚えですね。本当に参考までに