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数の数え方 in japan

知り合いと話していて、首をかしげたことなんですが、 最近の小学校では、十を「じゅ」か「じぃ」と呼ばせるそうなんですが、ホントでしょうか。 私の小学校の頃は「じゅう」と習ったんですか。 指導要項が変更されたとしたら、文部省の何処が何を基準にして変更したのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • hiruchan
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回答No.4

学生時代に国語学の時間に習ったことのおぼろげな記憶です。 漢字の音読みで、「く、ふ、つ、ち、き」で終わる音は、あとに「か行・た行」の音がきたときに促音化(小さい「っ」で表記される音に変化)する傾向があります。各国(かっこく)、一体(いったい)、吉兆(きっちょう)、的確(てっかく)というふうに例はいくつも挙げられます(なんでこう変化するかというと、発音しやすいからだと思うのですが)。「は行」がくる場合には促音化した上で「は行」は「ぱ行」に変化します。 やっかいなのは「ふ」で終わる音をもつ漢字です。これらはすべて、現代かなづかいでは「う」に書き換えられました。「合」の「がふ」は「ごう」、「納」の「なふ」は「のう」というふうに。「合体」「納得」を「がったい」「なっとく」と読むのは、上記の原則に従った結果なのですが、「がふ」「なふ」という表記を捨てたため、同じ音からの派生には見えなくなってしまいました。結果として、常用漢字表では「合」には「ごう」「がっ」、「納」には「のう」「なっ」という2種類の音を登録しています。 さて、「十」ですが、これは歴史的かなづかいでは「じふ」です。「十戒」を「じっかい」と読むのは、「合体」を「がったい」と読むのと同じ理屈で、ごく原則的な音韻変化です(十回でも、十階でも同じ理屈のはずですが、今これを入力していて「十階」「十回」は「じゅっかい」でないと出てこないのには少々あきれました)。そして、「じゅう」と「じっ」が「十」の音として常用漢字表に登録されているのです。 ご質問の件ですが、「じゅう」が「か行」や「た行」(ここまで書いてきて「さ行」考え落としていました。「十歳」は「じっさい」です)につながる場合には「じゅっ」ではなくて「じっ」になる、という説明が(発音が悪くて?)誤解されて伝わったとしか私には思えません(前置きが長いわりに単純な結論で恐縮です)。「じゅ」や「じぃ」はどう考えてもありえないと思いますが。

jyab
質問者

お礼

解答していただきありがとうございました。 音韻の規則変化ですか'''。 日本語を二十何年使っていて初めて知りました。 (あまりの衝撃でなにも書くことが浮かびません) お礼をするのが遅れて申し訳ありませんでした。

その他の回答 (3)

  • tukitosan
  • ベストアンサー率43% (84/192)
回答No.3

kensakuさんのおっしゃるとおり、音便変化のことを考えて十を「じゅう」でなく「じゅ」とか「じぃ」とか読ませるのであれば、新たな疑問があります。 一匹は、「いちひき」というのでしょうか。やっぱり、「いっびき」だと思います。逆に今の小学校では「いちひき」とおしえているのでしょうか。 また「いちひき」「にひき」「さんひき」「しひき」と学習させているのでしょうか。 「匹」は、「ひき」で統一しているのでしょうか。「ぴき」「ひき」「びき」の区別をしていないのでしょうか。 また、四匹を「よんひき」とは読ませていないのでしょうか。非常に疑問がわいてきたのですが‥‥。 tukitosan でした。

jyab
質問者

補足

私の知り合いの娘さんのケースで、現在小学校にかよっているんです。 父親を介して間接的に聞いているので、情報の精度はそんなに高くないのかも知れません。 「じゅ」については私の勘違いかも知れませんが、「じぃ」については、そう教えると聞いています。

noname#118466
noname#118466
回答No.2

十(拾)は通常はじゅうと読まれますが、下記のように [じっ]と読まれるケースがあります。 kensakuさんが挙げられた例に加えて、 十戒(仏教、キリスト教用語)十界(天上界、地獄界など。仏教用語)十干(甲乙丙丁など等) しかし[じゅ]の例は知りません。方言?教育現場の方の意見が欲しいですね。

  • kensaku
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回答No.1

数の数え方として、「いち、にい・・・」でいくと「じゅう」ですし、「十」という漢字の読み方も「じゅう」です。が、時間を表す「十分」の正しい読み方は「ジュップン」ではなく「ジップン」。十匹も「ジッピキ」となります。 なぜ? といわれると困るんですが・・・(^^;;

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