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第4文型の受動態でtoが絶対に必要かどうか
(1) This dictionary was given (me/ to me) by my father. (2) A sad story was told (me/ to me) by my mother. (3) This Christmas Card was sent (me/ to me) by my cousin. (4) English is taught (the students/ to the students) by Mr. Suzuki. (5) A story is read (the children/ to the children) every night by her. (6) The truth wasn't told (me/ to me) by him. (7) Several questions were asked (me/ of me) by the boy. (8) The T-shirt was given (me/ to me) by my uncle. (質問)高校1年生の期末テストで、toがなかったら、×になったということです。具体的にどの問題のことかまだ分かりませんが、上記の(1)~(8)のどれかのはずです。参考書によると、 「間接目的語が代名詞以外はtoをつけたほうが自然である。」 (ロイヤル英文法)とのことですが、絶対にtoは必要なのでしょうか。またその理由は何でしょうか? (私は、塾講師ですが、今回まで恥ずかしながら、toはあってもなくてもよいと思っていました。なので、「toはつけなくてもいいよ。」なんて教えていたら、こんなことに。。。) 明日(というか今日)生徒に説明しなければなりません。お忙しいところですが、宜しくお願い致します。(ロイヤルには「旧情報・新情報」のことが書いてありますが、生徒的にあまりできる生徒相手ではないので、これを説明しても???だと思います) さらに。。。 (7)の受動態は存在するのでしょうか?
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>各学校の(本当の英語ではなく)各先生により、解釈は異なるらしく、どうしていいものか正直途方に暮れているところです。生徒に納得させるにはどうしたらいいのでしょうか? 「途方に暮れている」必要はまったくないのではないでしょうか。単に「現状はかなり揺れていると言うことでしょう」と答えればいいのです。それ以外の答えは現状では出来ないはずです。 ただ、もう少し、実際的に答えることも出来ます。それが、 >参考書によると、 「間接目的語が代名詞以外はtoをつけたほうが自然である。」 と言う記述です。 これは、既にNo.3でお答えしたように、 「現代英語のテキストでは、to のない形式を取りやすい代名詞の用例が含まれているにもかかわらず、(c) 型の例が一例もみられなかった。」 とほぼ同じことを述べているわけです。 よって、自分は、間接目的語が受身の文章で目的語の位置に残っている場合、前置詞を使って書きます。 他の方、つまり、学校で教えられるさまざまな先生方やアメリカやイギリスの人々がどう考えるかは、それぞれ、その人たちの判断でしかありません。 >(質問)高校1年生の期末テストで、toがなかったら、×になったということです。具体的にどの問題のことかまだ分かりませんが、上記の(1)~(8)のどれかのはずです。参考書によると、 「間接目的語が代名詞以外はtoをつけたほうが自然である。」 まず、どの問題かはっきりしないと何の話も出来ません。そして、その上でのことですが、間接目的語が受動態で目的語の位置に残った場合、前置詞をとるかどうかは、その扱いがまだ揺れているのですから、学校の試験問題で問うのは不適当ですね。ましてや入試などで出されたら、受験生は大変に戸惑うでしょう。 そういう意味で、実際に試験に出し、ある解答を×にしたというのは、本来は、あまり適当でないと言えると思います。
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- とい
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- taked4700
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>My uncle gave the T-shirt to me.の受動態は The T-shirt was given to me by my uncle. ですが、 >My uncle gave me the T-shirt.の受動態も The T-shirt was given to me by my uncle. と、同じということで、 >このあたりの区別はしなくてもいいのでしょうか? いいと思います。 第四文型の持つニュアンスは、第四文型だからこそ出るので、その受動態は同等の意味を持つわけではないのです。 >大半のネイティブスピーカーはどういう状況でも、give型の第4文型の直接目的語を受動態にすれば、toをつけて発話・記述したりするのでしょうか? 現状はかなり揺れていると言うことでしょう。個人の持つ言語感覚は、けっこういい加減なものです。その典型例が「全然」で、以前は否定文に使うのが主でしたが、今では肯定文でも使われます。
- taked4700
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>ネイティブスピーカーに聞いたところ、全てOKだとの意見をもらいました。どう思われますか?(ネイティブが絶対とは限りませんが) (7) はto meでもいけるそうです。 自分の感覚から言えば、間接目的語は、元々動詞との結びつきが弱いので、受身になった場合は前置詞をとるのが普通だと思います。つまり、No.3でお答えしたのと同じことです。 また、Several questions were asked (me/ of me) by the boy. については、元の文(能動形)で、several questionsもmeも、両方とも直接目的語です。そういう意味で、他のものと一緒に考えるわけにはいかないと思います。 ともかく、言語は、何が正解だと言う議論は本来的にとてもしにくいものです。その意味で、受身における間接目的語が前置詞を必要とするかどうかは、今、揺れ動いている時期だということだと思います。 ただ、あくまで、自分が使うなら、間接目的語は前置詞を入れて受身表現にします。 さて、以前、 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2106460 にお答えしたものに出来たらご返事がほしいと思います。
補足
返事遅くなりました。 やはり、give型の第4文型の直接目的語を受動態にするにはtoをつけて指導すべきですかね。 では、 My uncle gave the T-shirt to me.の受動態は The T-shirt was given to me by my uncle. ですが、 My uncle gave me the T-shirt.の受動態も The T-shirt was given to me by my uncle. と、同じということで、 このあたりの区別はしなくてもいいのでしょうか? 更に、大半のネイティブスピーカーはどういう状況でも、give型の第4文型の直接目的語を受動態にすれば、toをつけて発話・記述したりするのでしょうか?(少なくとも、自分の聞いたネイティブはどちらでもOKと言っていたので、やはりここで自分の中で迷いが生じます)
- taked4700
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http://www.h4.dion.ne.jp/~konomi/kaiho2.html という、英語史研究会と言う研究会の会報からの引用です。 以下引用開始 'give'や 'send' のように直接目的語、間接目的語の2つの目的語をとる、いわゆる授与動詞には次に示すように、3つの受け身文が考えられる。 (a) He was sent a long letter. (b) A long letter was sent to him. (c) A long letter was sent him. このうち、(c) 型構文に関しては、これをアメリカ英語の特徴とする意見 (Zandvoort 1957) と、逆にアメリカ英語では不自然とする意見 (Quirk et al. 1985) がある。本発表においては、19世紀から20世紀初頭のアメリカ英語資料を調査し、現代英語の用例と比較しながら、歴史的にはどちらの意見が言語の実態に近いのかを明らかにしようとした。 19世紀から20世紀初頭のアメリカ英語のテキスト21点を調べた結果、全用例139例のうち、前置詞 to を伴う (b) 型構文は 86例、toを伴わない (c) 型構文は53例であった。多くの文法書で (b) 型より「望ましくない」とされている割には、(c) 型が多く用いられている。さらに、(c) 型では保留目的語が代名詞である場合が9割を越え、主に代名詞用の構文という側面を持つこともわかった。ところが、現代英語のテキストでは、to のない形式を取りやすい代名詞の用例が含まれているにもかかわらず、(c) 型の例が一例もみられなかった。 上記Zandvoortの文法書の初版が1957年であり、Quirk et al. が1985年であることを考え合わせると、どちらの見解も、出版当時のアメリカ英語の傾向を述べたために、(c) 型構文についての記述が逆になってしまった可能性が高いと思われる。現代英語の用例が少ないのでさらに調査を重ねる必要があるが、この数十年で、(c) 型構文の置かれた状況に変化が生じたのではないか。この構文の文法性に対する認識に変化が生じたのかもしれないし、また、殆ど代名詞としか用いられないという特殊な性質のため、間接目的語を主語にする(a)型構文の勢いに、(b) 型よりも、遙かに大きな影響を受けたのかもしれない。 以上引用終わり 「現代英語のテキストでは、to のない形式を取りやすい代名詞の用例が含まれているにもかかわらず、(c) 型の例が一例もみられなかった。」 と言うことですから、現代英語では少なくともtoなしは使われないと言うことですね。
補足
ありがとうございました。 ネイティブスピーカーに聞いたところ、全てOKだとの意見をもらいました。どう思われますか?(ネイティブが絶対とは限りませんが) (7) はto meでもいけるそうです。
- shiremono
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to をつけなくて×にされたのは、 (4) か (5) ではないでしょうか。 「保留目的語 (人) が代名詞でなく名詞の場合には to がつくことが多い」(ロイヤル英文法) というのは、適当な句 ("is read the children" など)でいくつか検索して確かめることができます。たしかにとても少ないです。 その理由としては、by ~ が省略されることが多いので、受動態節の後に文が続くときに保留目的語が主格とまぎらわしい、ということがありそうです。代名詞の場合には、少なくともその心配がありません。 (4)、(5) 以外は、 to をつけなくても問題ないはずです。検索すると山ほど出てきます。 (7) も、受動態でだいじょうぶだと思います。buy などの動詞の保留目的語 (人) に for をつけるのと同じ理由で、 of をつける形の方がよいと思います。
- genkigan
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>This dictionary was given (me/ to me) by my father. My father gave me this dictionary. の受動態が、 This dictionary was given me (by my father). My father gave this dictionary to me. の受動態が This dictionary was given to me (by my father). ということです。
補足
本当にレスが遅くなってしまって申し訳ございません。 実はこの件ですが、頓挫しておりまして、もう一度学校の先生に「toを入れないと絶対に【ここがポイントです!】駄目か」を聞きに行かせたところ、「前に言ったでしょう!!これはtoが付くものなのよ!付かないのは駄目!」のようなことを言われてしょぼくれて帰ってきました。(ただ別の先生に聞いたところ、「普通はtoがつく」と言っていて何が違うか聞いたところ「ニュアンスが違うのよ、ニュアンスが!」と意味不明な解答をもらったそうです。腹が立ったので別の学校の先生にある生徒に聞きに行かせたところ、「私はどちらでも恐らくいいと思うけどtoが付くほうが自然だと思う」的なことを言っていたようです。 まあいずれにせよ、各学校の(本当の英語ではなく)各先生により、解釈は異なるらしく、どうしていいものか正直途方に暮れているところです。生徒に納得させるにはどうしたらいいのでしょうか? (質問)高校1年生の期末テストで、toがなかったら、×になったということです。具体的にどの問題のことかまだ分かりませんが、上記の(1)~(8)のどれかのはずです。参考書によると、 「間接目的語が代名詞以外はtoをつけたほうが自然である。」