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「すの入った湯豆腐…」
日本語を勉強しています。 「あら、すの入った湯豆腐のような脳味噌でも時にはいいこと思いつくわね」 「す」の漢字は、何ですか?どういう意味でしょうか? 「すの入った湯豆腐のような脳味噌でも時にはいいこと思いつく」は、どう理解すれば良いでしょうか?
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"す"は漢字だと「鬆」と書きますが、文中ではひらがなで書かれることが多い表現です。 豆腐を煮すぎると中に細かい空洞がたくさんできます。この状態を「すが入っている」と言います。ですから「すの入ったような脳味噌」というのは、中がスカスカとした脳味噌、ということを表現しています。 あら、あまり出来のよくない脳味噌でも、時にはいいことを思いつくのね…という感じですね。
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- azuki24
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『大辞林』より す【鬆】 (1) 時期を過ぎた大根・牛蒡(ごぼう)などや、煮すぎた豆腐などの内部にできるすき間や穴。 「―の入った大根」「―が立つ」 (2) 鋳物の内部にできた空洞部分。鋳型に流し込んだ金属が冷却・凝固する際、空気が内部に閉じ込められて生ずる。 骨がスカスカになる病気「骨粗鬆症(こつそしょうしょう;Osteoporosis)」の「鬆(しょう)」と同じです。牛や羊の脳味噌がスカスカになる病気は「牛海綿状脳症(BSE;Bovine Spongiform Encephalopathy)」。 「すの入った湯豆腐」は「スポンジ」に比べればまだ気泡は少ないですけど、かなり辛辣な言い方であることは確かですね。
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早速ご回答ありがとうございました。 おかげさまでよくわかりました。
- hikki-hikki
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すが立つ/すが入る(すがたつ/すがはいる) 豆腐などを煮ていて火が強いと、表面にプツプツ穴が空いてしまうことがあり、その状態。 通常美味しくありません。まずい。 そこから良くないものの例えとして「すの入った湯豆腐のような」と言われたのでしょう。
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早速ご回答ありがとうございました。 おかげさまでよくわかりました。
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