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豆腐と納豆
ここのカテゴリーは本好きな方が多いと思います。 そこで漢字”豆腐と納豆”についての私の疑問に答えていただけますか? 納豆と豆腐はその漢字の意味から使い方がさかさまなような気がしてなりませn。 豆腐:豆が腐っているから”なっとう” 納豆:豆が詰まって(収まって)いるから”とうふ” このことを職場の中国人(来日して7年、日本の大学卒)にこの前聞いたら 中国でも使い方は同じでさかさまではないといいます。 それでは元々中国で使い方を間違ったのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
今でこそ腐敗も発酵も微生物の働きによって起こる同種の作用であることが常識となっていますが、豆腐や納豆が作られた頃はそんな知識は全くありません。当然、物が食べられなくなる腐敗と、よりおいしく食べられる発酵は全く別の物であり、何か関係があるという発想自体がありません。ですから、納豆を「腐った豆」と見なすということはあり得ません。 ちなみに漢語で「腐」は日本と異なって腐るという意味ではなく、凝固させた食材という意味です。 また、豆腐は紀元前頃に中国で生まれ、奈良時代に日本へ伝来した食品なのに対し、納豆は平安時代に日本で生まれた日本オリジナルの食品です。このことから考えても、名前が入れ替わったなどいう可能性は全くないことが分かるかと思います。
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noname#117169
回答No.1
よく言われることですが逆ではありません。 豆腐は中国でブヨブヨしたものを指す「腐」という状態の豆製品だから豆腐。 納豆は「納戸」で作っていた豆製品だから納豆。 腐っているからとか納まっているからではないのです。
質問者
お礼
そうなんですね。はじめから正しかったのですね。 ご回答どうもありがとうございました。
お礼
納豆は日本で生まれた食品なのですね。初めて知りました。 平安時代というと関西の方だと思うのですが、関西人は納豆をあまり食べませんよね。 関東の人が好んで食べますよね。どこから関西人は食べなくなってしまったのでしょうか? 不思議ですね。 平安時代に関東に住んでいた人が作ったのでしょうか? 食べ物ひとつにしても歴史があるんですね。漢字の持つイメージも中国と日本では違う。 とても面白いです。