ネスレが発展途上国で行ったこと

質問

ネスレについて調べたところ、以下の説明がありました。

【ネスレが発展途上国に於いてベビーミルクを販売した手法に強く表れるような独特の商慣習は議論を呼び、ネスレ・ボイコットの引き金ともなった。】

これは具体的にネスレはどのようなことを行ったのでしょうか？
ぜひお教えくださいませ。

回答No.1

s_t_a_ · ベストアンサー

まず、「ネスレボイコット」で調べればたいていのことは分かりますので、wikipedia以外も見てみましょう。

http://www7.plala.or.jp/anita/milkhistory.htm

上のURLを見ていただくと、人工乳での新生児育児の歴史が分かります。

僕は専門家ではないので簡単にしか答えられませんが、

20世紀前半には母乳よりも人工乳のほうが乳幼児の発育には良いという宣伝をメーカーと一部医師が結託して行った。
さらにネスレなどの人工乳メーカーは、発展途上国にその宣伝を拡大し、母乳はダメで、人工乳で育てなければ、というキャンペーンを行った。
その結果、人工乳を不衛生な水で溶かして飲ませたりするなどの事態となり、乳幼児の死亡が増加した。
同時に、ネスレ社が人工乳普及のために、病院に大量の人工乳を無料で配布したり、医師に金品の提供をおこなったりしていたことも発覚。
最終的にネスレボイコットにつながった。

ということらしいです。

つまり出生率の低下にともないマーケットの縮小にあったネスレが、発展途上国でその国の現状も考えないマーケティングを行って、大量の乳幼児を結果的に死亡させた、ということです。

それについては下のサイトがくわしいので読んでみて下さい。

http://www.web-reborn.com/humanbirthpark/breastfeeding/who-code.htm