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古代ローマで
有名な娼婦だった、という『ルクレティア(ルクツィア?)』よいう女性について詳しい方居ませんか?もしくは彼女の資料・史料がありましたら、教えてください。お願い致します。
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古代ローマでルクレティアというと、歴史に名高い貞淑な妻のルクレティアです。娼婦のルクレティアというのは、聞いたことがないのですが、ルクレティアという名自体は、かなり一般的な名とも言えますから、そういう名の有名な娼婦がいたかも知れません。 西欧の絵画で、貞女ルクレティアが、強姦されそうになって、みずから短剣を胸に向け、相手を牽制している絵がよくありますが、このモチーフの絵は、或る程度ポルノグラフィックな目的もあって描かれたもので、そこから、ルクレティアを娼婦と混同されているのではないでしょうか? ローマで有名な娼婦というと、ティベリウス帝の愛妾であったフローラで、彼女は死後、神に祭られ、彼女を記念してフローラーリア祭(別名ウェヌス祭)が始まり、「ヴィナス祭の宵歌」という有名な歌が残っています。あと、皇妃メッサリーナとか、ネロの愛妾ポッペアなども有名ですが、ルクレティアというと、共和制ローマ創始の伝説の貞女のはずです。
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ローマのルクレツィア…という名前で真っ先に思い出すのが、「ルクレツィア・ボルジア」です。 ローマにおいて絶対の権力を持つ法王になった父と、野心に燃えた兄チェーザレを持つ美しい女性で、兄チェーザレの駒として3度の政略結婚をさせられています。 「娼婦」と取られてしまったのは、おそらく彼女が兄の手ごまとして何度も強制的に結婚させられているからだと思います。 政略結婚を通じて様々な兄の謀略の助けとなったことから、「悪女」としても名高いようですが…実際は悲劇に彩られた人生を歩んだ、優しい一人の女性です。
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回答ありがとう御座います。 えっと…ルクレツィア・ボルジアとは別人だと思われます。 「ルクレツィア」とは一般的なローマ女性の名前だったのですね。 女性の歴史に最近興味を持ち、研究しようとしているので、ayaeさんの見解は大変参考になりました。ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 わたしの探してる「ルクツィア」は本名で、ほかに有名な源氏名があるそうです。 これから自分で検索してみます。(確かインペリアだったような気が…) ローマの娼婦の生活(メッサリーナは皇妃ですが)、世間での待遇に興味があります。starfloraさん、今回もありがとうございました。