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海苔の不作と対策

主な原因は何ですか? 調べると主に・赤潮(プランクトンの異常発生)・水温上昇 ぐらいしか見当たりませんでした。 海苔の病気の根本的な病気もそれが原因でしょうか? あと、それに対する現在の対策も知りたいです。emを流している、というのには興味を持ちましたが他にないんでしょうか??

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  • cafecha
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回答No.2

ノリの不作の原因は、おっしゃるとおり様々な原因によって起こっています。まず、ノリにとっての海水中の栄養(植物としての肥料)がなくなる、つまり、小雨で川からの栄養の流入が少なくなるとか、k1nak0さんもご指摘のとおり赤潮によるもの(赤潮を構成する植物プランクトンがノリの栄養を横取りしちゃう)です。この対策として、ダムを放水して川の流量を増やす(瀬戸内海でやっています)、植物プランクトンの発生動向を調査して養殖のやり方に反映させるなどの対策がとられています。原因のふたつめは、病気の発生。赤ぐされ病という病気が有名ですが、海水中の菌が原因です。これには干出といってノリの養殖網を空中にさらしたり、酸処理といってクエン酸(人体には無害)に浸けて菌を殺す方法をとっています。ご指摘の水温の上昇も大きな原因ですね。ノリは冬場に成長しますので、低い水温が良いのです。水温上昇は自然現象なので、対策は難しいですが、冷凍網といって種が付いた網をいったん冷凍保存して、適した水温になってから(水温が下がってから)海に網を張る方法もとられています。この冷凍網は、本来の目的は1漁期に2回生産するための増産目的で考えられたものですが、近年の水温上昇にも有効だということを聞いたことがあります。EM菌については、ノリに限らず、あらゆる目的でひと頃もてはやされましたが、今はどうなのでしょうか?以上知ってることを書き連ねましたが、どなたか、私の事実誤認の修正や補足などしていただける方がいらっしゃれば幸いです。

その他の回答 (1)

  • daisyan
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回答No.1

 今年の有明海の海苔は史上最高の生産高だったと聞きました。  それは気温、雨量など気象条件に恵まれていたから、と報道されていました。  と言うことは、不作の年は、雨量が少なく、気温が下がらないと言う天候が災いしているのではないでしょうか。  海水中にEMを流して、菌が繁殖できるのでしょうか?

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